様々な出会いと別れが訪れる。
春とは…そんな季節。
爽やかな風が頬をなぞり
暖かな陽気が体をつつむ。
学生の方は卒業シーズンですね。
小学生だった頃の卒業式の時の話です。
皆さん、小学校の卒業式って一人一人セリフありませんでしたか?
学校の行事や楽しかった思い出を振り返るようなセリフ。
1人がセリフを叫び、続いて生徒一同が体育館に響き渡るよう大声で叫ぶ。
例えば、
ソロ「力を合わせた~」
パテ「運動会!!」
ソロ「楽しかった~」
パテ「修学旅行!!」
みたいな。懐かしいです。
終盤を迎えると、一人一人が連続してセリフを叫んでいきました。
あまり覚えていないけど、たしかこんな感じでしたかね。
ソロ「ぼくたちー!」
ソロ「わたしたちはー!」
ソロ「たくさんの思い出を胸にー!」
ソロ「今日、この学校をー!」
ソロ「卒業します!」
ソロ「巣立ちの春!!」
参加者「パチパチパチパチパチ」
てな具合でしたね。たしか。
なんかすごく緊張したのを覚えています。
誰が何のセリフを言ったかは覚えていませんが、最後のセリフは「若林君」が言ったことを覚えています。
ラストを締めくくる言葉ですしね。
そして更に6年間を過ごした学舎を去る。
もうこの学校に登校しないんだなと思うと、不思議な感覚に包まれたことを今でも覚えています。
卒業式前にはたくさん練習しました。
友達たちとワイワイ楽しく練習しました。
当日、緊張しないように。
そして月日は流れ、卒業式当日。
粛々と、そして滞りなく式は進みます。
生徒の名前が呼ばれ、壇上に上がり校長先生から卒業証書を受け取る。それを淡々と繰り返します。
そして、生徒がセリフを叫んでいく、
感動のラストシーンへ向かいます。
生徒たちは叫んでいきました。
「ぼくたちー!」
「わたしたちはー!」
「たくさんの思い出を胸にー!」
「今日、この学校をー!」
「卒業します!」
そして最後に
若林君は叫びました。
「巣立ちのマウ!」
マウ\( ˆoˆ )/
マウ\( ˆoˆ )/
マウ\( ˆoˆ )/
マウ\( ˆoˆ )/
巣立ちのぉ
マウ\( ˆoˆ )/
いないいなーい( / o \)
マウ\( ˆoˆ )/!
体育館「ざわざわざわざわざわ」
そのあと大爆笑が起こりました。
若林君の顔は真っ赤でした。
耳まで真っ赤でした。
若林君のあだ名がマウになりました。
中学のあだ名が決まった春…いや、マウ。
マウになったマウ。
どうも。かーちすです。
厳しい寒さもようやく落ち着き、暖かく穏やかなマウへ向かい始めた気がします。
過ごしやすいですよね、マウ。
自分すきですね、マウ。
さて、今日も小マウ日和。
爽やかなマウ風が頬をなぞる。
マウを感じる。