ボクジシン『ボクジシン』詩 ナポリタン僕の目は善いものが悪く見え悪いものが善く見える。僕の耳は心配の声や励ましの声があざ笑う嘲笑に聞こえる。僕の鼻は綺麗な花の香りやすんだ空気の臭いを嗅ぐことができない。僕の口は卑屈にまみれた言葉を吐き出し続ける。それが僕自身。何の価値も意味もなくただひたすらに生きている僕。