今日は、'90年代の邦楽に続き洋楽のROCK/POPも振り返ってみたいと思います。

 

先ずは恒例の100曲プレイリストから。

 

 
今回もアーティストは被らないようにしましたのと、選曲は自分が好きな曲は勿論、何かしらで愛着があるもの、印象に残っているものなどを曲順も考えながらチョイス。
例えばINCUBUSは“Pardon Me”とギリギリまで悩み、前後の流れも考えて“Drive”にしましたみたいなさじ加減。
 
そして飽くまでROCK/POPということで、大好きなHM/HRは泣く泣く対象外としました。
皆さんのお気に入り曲は入っていましたでしょうか?
 
ではでは、あの頃を思い出しながら語ってみます。
 
中学生編(1990年~1992年)
 
正直に申しますと、この頃はほぼと言うか、全く洋楽を聴いていませんでしたにやり汗
 
強いて言えば、学校の行事(たぶん体育祭?)で女子のダンスで使用されていた“Step By Step”はリアルタイムで知っていたことになる?
 

 
確かこの曲も使われていました。

 
世の中ではNIRVANAの『NEVERMIND』やMETALLICAのブラック・アルバムがリリースされたり、RAGE AGAINST THE MACHINEがデビューしたのもこの頃だったり。
「知らないことって何て勿体ないことなんだ」と思ってしまいますね。
 

 

 

 
「第25回:愛着パッケージ ③ BON JOVI 『SLIPPERY WHEN WET』」でお話ししました、英語の勉強の教材として父にBON JOVIの“You Give Love A Bad Name”を薦められて歌詞を覚えたのはこの頃です。
 

高校生編(1993年~1995年)

 
邦楽編でもお話しした音楽通のNくんからは、洋楽についても色々教えてもらいました。
例えばレニー・クラヴィッツとか。
 

 
この頃、大ヒットを記録したオムニバス・アルバム『NOW 1』が発売されています。
学校の行事(学園祭?)で“Go West”が使われていたのはそのせいもあったのかも?
 

 
AEROSMITHの『GET A GRIP』やベスト・アルバム『BIG ONES』が出たのもこの頃で、それでか、学校の行事(学園祭?)で“Eat The Rich”が使われていました。
 

 
BON JOVI初のベスト・アルバム『CROSS ROAD』は、父が聴いていた『SLIPPERY WHEN WET』『NEW JERJEY』しか知らなかった僕に更に曲を知る切っ掛けとして大いに役立ってくれました。
当時の新曲“Always”は今でもよくカラオケで歌います。
 

 
その後に出た『THESE DAYS』が、リアルタイムで自分の意志で買った初めてのBON JOVIのオリジナル・アルバムということになります。
そういう思い入れもあり、『THESE DAYS』は個人的にBON JOVIで好きなアルバムTOP 5に入り続けています。
今度BON JOVIについてももっと語ってみようかな。
 
その他、B'zのシングル『Don't Leave Me』っぽいという理由だけでZZ TOPの『ONE FOOT IN THE BLUES』をジャケ買いしたのもこの頃。
“Brown Sugar”を気に入り過ぎて、のちにオリジナル・アルバム『ZZ TOP'S FIRST ALBUM』も購入。
イントロのギターからバンドが切り込んでくるあたりとか何度聴いてもシビれます。
 

 
ブルース・スプリングスティーンは“Born In The U.S.A.”しか知らなかったですので、『GREATEST HITS』のリリースもとても助かりました。
特に“Born To Run”は何故か当時クセになってしまい、よく聴いていましたね。
高3の時のクラスメイトFくんが実はJ-WALKとブルース・スプリングスティーンのファンだと知ったのはだいぶ後になってから。
もっと話したかったな。
 

 
『NOW 1』収録の“We Are The Champions”で気になっていたQUEENは、『GREATEST HITS』のⅠとⅡがセットになって金色のケースに入ってるやつで入門。これもよく聴きました。



高3の時のクラスメイト(名前を忘れてしまった、、)が「貸してくれ」というので貸してあげたら、「コンポが壊れて出てこなくなった」との理由で何ヶ月も戻ってこなかったことを今思い出しました。
しかも戻ってきたら金色のケースがボロボロになっていてちょっと悲しかったのもほろ苦い思い出。
因みに“I Want It All”はアルバム・ヴァージョンよりもシングル・ヴァージョンの方がお好き。
 

 
1995年にはVAN HALENの『BALANCE』もリリースされています。
CD屋さんの試聴機で“The Seventh Seal”を聴いて「これは!」となり即購入。
従いまして、VAN HALENはサミー・ヘイガー時代の方がリアルタイムで愛着があったりします。
 

 
そしてイングヴェイ・マルムスティーン。
きっかけは覚えていないのですが、この頃に『FIRE & ICE』を購入しています。
“No Mercy”とか結構リピートしていましたね。
中学時代の友達Yくんに久し振りに会った時、彼もイングヴェイ・マルムスティーンが好きだとのことで、『FIRE & ICE』の話で盛り上がったのを覚えています。
 

 
あと「第16回: HM/HR」のところでも少し触れました通り、METALLICAの『RIDE THE LIGHTNING』やMÖTLEY CRÜEの『DR. FEELGOOD』、HELLOWEENの『THE BEST, THE REST, THE RARE』なんかをクラスメイトのKくんが聴かせてくれたのも高3の頃。
「ハードロック」ではない「ヘヴィ・メタル」を初めて意識した瞬間だったと思います。
 

以上を踏まえると、高3の時って結構クラスメイトに恵まれていましたね。

浪人生編(1996年)

 
ROCK'N ROLL STANDARD CLUB BANDの影響で、アルバム『ROCK'N ROLL STANDARD CLUB』でカヴァーされていたバンドやアーティストに興味を抱きました。
 
 
ご参考までに、『ROCK'N ROLL STANDARD CLUB』収録曲は以下の通り。
 

01. I Got The Fire / MONTROSE
02. Fool For You Loving / WHITESNAKE
03. Cause We've Ended As Lovers / JEFF BECK
04. Into The Arena / MICHAEL SCHENKER GROUP
05. Rock And Roll, Hoochie Koo / RICK DERRINGER
06. Move Over / JANIS JOPLIN
07. Life For The Taking / EDDIE MONEY
08. Sunset / COZY, POWELL, GARY MOORE
09. Wishing Well / FREE
10. Communication Breakdown / LED ZEPPELIN
11. Mistreated / DEEP PURPLE

その後、明石昌夫さんもAKASHI MASAO GROUPを結成し、カヴァー曲を録音。
その中にDEEP PURPLEの“Mistreated”も含まれており、ずっと気になっていましたので明石さんにそのことを直接伺ってみたところ、やはりROCK'N ROLL STANDARD CLUB BANDで演った影響が大きかったとのこと。
 
 
他にも、AKASHI MASAO GROUPでカヴァーされていた曲では明石さんも「デニー・フォンハイザーのドラムありきだった」と語る強烈なドラミングが耳を引く“Train Kept A Rollin’”、ジェフ・ベックのヴァージョンを意識した“All Shook Up”、あとTHE ROLLING STONESの“Gimme Shelter”等が名カヴァーとして印象に残っています。
 
邦楽編でお話ししました通り、この頃は気分的に日本のフォークとか切ない歌に傾倒していたため、新しい音楽への興味を取り戻したのは大学に合格してからでした。

大学生編(1997年~1999年)

 
大学時代で最初に思い出すのは、彼女さんが好きでよく聴いていたACE OF BASEやギルバート・オサリバン、シンディ・ローパー、スティービー・B、BLUR等の音楽。
 

 

 

また、同じ学科のYさんがシングルCDを貸してくれたことでセリーヌ・ディオンの“To Love You More”を知りました。
 

 
Yさんとは当時のマライア・キャリーの新作でも盛り上がった思い出。
 

 
次に思い出されるのは、岡本真夜さんのコンサートの影響でシェリル・リン、ダイアナ・ロス&マーヴィン・ゲイ、

ダリル・ホール&ジョン・オーツ、デズリー等の音楽に触れられたこと。

 

 

そして家でなぜか衛星放送が観れましたので、良さそうな番組を見付けてはMVやLIVE映像を観まくりました。

KID ROCK、ケイト・ブッシュ、JOURNEY、NINE INCH NAILS、ローリン・ヒルとか。

 

 

 

 

MARILYN MANSONのVHS『DEAD TO THE WORLD』を繰り返し観て『マリリンマンソン自伝』を読み耽ったり、バイト先の同僚(彼の名前も忘れた、、)が「最近ハマッてる」と話してくれたALICE IN CHAINSを取り敢えず『NOTHING SAFE: BEST OF THE BOX』からチェックしてみたのもこの頃。

 

 

 

大学時代と言えば、たまり場だったアメリカン・ダイナーで掛かっていたEAGLESの“Hotel California”がディナーどきのお店の雰囲気と空気にとても良く合っていて。
 
そのお店のカウンターのお兄さんのお気に入りだったのがRED HOT CHILI PEPPERSの『BLOOD SUGAR SEX MAGIK』。
 

 
勿論、当時の新作『CALIFORNICATION』もリアルタイムでしたのでリピートしまくりましたし、今でも毎年夏になると引っ張り出すアルバムです。
 
FAMILY VALUES TOUR '98も良い教材でした。
 
 
CDもVHS(のちにDVDで買い直した)もリピートしまくり。
確かこれもB'zがツアー中に楽屋で掛けていたと聞いて買ったんだったはず。
B'zには本当に色んなバンドやアーティストさんを教えてもらった。
 
ご参考までに、DVD『FAMILY VALUES TOUR '98』の収録曲はこんな感じ。

 

あと、忘れちゃいけないWOODSTOCK 1999。
 
 
シェリル・クロウがめっちゃカッコ良くて。
 

 
VHSにはいなかったけどCDだとGODSMACKの“Keep Away”も聴けて。
客が暴れたとかで悪名も高い残念なフェスってイメージだけれど、会場のヴォルテージから当時のカリスマっぷりが伝わるKORNの“Blind”、ジム・モリソン+エディ・ヴェダーなCREEDヴァージョンによるTHE DOORSカヴァー“Roadhouse Blues”、まだマーティー・フリードマンがいた頃のMEGADETH等など、見所を挙げ出すとキリなし。
 
ご参考までに、DVD『WOODSTOCK 1999』の収録曲はこんな感じ。

 

一方で、「嘘でしょ?」って言われるかもですが、当時とても流行っていたのになぜかそんなにハマれなかったのがOASISやビョーク、ベック、RADIOHEADうーん汗
多分もうHM/HR脳になっちゃっていたからかな。
むしろ30代以降の方が良さが判ってきたように思う。
 
それでも同じ学科のクラスメイト(PANTERAファン)が「次はこれが来るぜ」と聴かせてくれたLINKIN PARKの“Papercut”は「なるほど、これは新しい」と唸らされたものでした。
って、これはもう2000年に入っちゃっているか。
 

以上、各時代の要所要所で(飽くまで僕の中で、ですが)強い印象が残っている洋楽を思い起こしてみました。

いかがでしたでしょうか。

 

'90年代の次はさかのぼって'80年代編、'70年代編、逆に2000年代編とかも考えてみようかな。

 

では~ねー

 

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