横田滋さんが亡くなってから一年目を迎えたと報道で知りました。
早いものです。私はお会いしたことも無いし、何かで関係がある間柄でもありません。しかし、一人の親として思うことは、我が子がいなくなり、その後、北朝鮮に拉致されたと判った時から、長い年月をこの問題に係ってこられて、最後まで我が子の姿を見ることなく亡くなったことは、さどや無念だったと思います。
私にとって、海と言えば、太平洋です。家から十五分程度歩くと浜に出ます。
海には何もないので、漠然と波打ち際から日本というか、郷土という感じです。海の先には何もありません。
しかし、新潟の海は
波打ち際から遠くに佐渡が薄っすらと見えます。日本の島が見えるのです。太平洋しか見たことのない私にとって、最初に新潟の海、佐渡を見た時の感動は、遥か水平線まで日本の国だと思えることでした。
新潟市の海岸は佐渡に守られた日本の領土です。そこに無遠慮に入り込み、中学生の女の子を拉致することは当然、日本人として許るすことではありません。拉致問題を解決し、拉致された人々を取り戻すことは、絶対にしなければいけません。