秘密の偽札工場 -2ページ目

秘密の偽札工場

車、鉄、球、音、馬、本・・・書きたくなったことを書きたくなった時に書きたいと思います。

1/29(金)

高崎のsangamというお店へセッションに。


ホストを務めるのは、ベーシストの納浩一さん。

名だたるミュージシャンと共演されたり、ジャズの

曲集・教則本を数々執筆されている

(ジャズ・スタンダード・バイブル、いわゆる「黒本」)

こんなピアノ習いたてのペーペーがお目にかかれるのが

信じられないようなお方である。


この高崎でのセッションがあることは知っていたが、そんなわけで

とても自分なぞがそこに参加するなど恐れ多いと思っていた。

が、これを企画するきっかけとなった方と縁あって直々に

お声かけ頂いたこともあり、あれこれ考え過ぎず、出来ることだけを

精いっぱいやろうと思って、行ってみることにした。


ちなみにプロフィールを拝見したら、なんと誕生日が一緒で

少し緊張感が解けた。


何せ3~4曲しかできないので、その点はちゃんと伝えて

その中から2曲を弾いた。

大変幸運・恐縮なことに、その2曲ともベースは納さんが弾かれた。

つまり、納さんと「共演」出来たのである。


ちなみに、冒頭に言った名だたるミュージシャンの中には

我が憧れのスター、桑田佳祐氏も入っている。

昔、大学の先輩が「人は間に2人挟むと誰とでもつながる」

と言ったのを思い出した。


私→セッションに来るよう誘ってくれた方→納さん→桑田氏


1週間以上経つが、あの日起きたことの大きさに、まだ現実感が

追いつかない。


ロストしないよう、流れを切らないようついていくだけで精いっぱいだった。

でももし次があれば、もう少し自分の色・やりたいことを出してみたいなと思えた。


秋か冬には、第2弾を予定するという話も聞いた。

それまでに少しでも成長したいと思う。


夕方から降り出した雨が雪に変わり、寒い夜だった。

でも色々な人の演奏を聴けたり、話せたり、本当に盛りだくさんの

熱い夜だった。


干支のせいか、1歳のころに何度か親に連れられて

行った記憶があるのか、サラブレッドの美しさ・颯爽さ

に魅かれている。


・・・綺麗な言い方をしたが、要するに、競馬が好きである。


今年初めて馬券を買った。


昨秋からずっと追いかけている馬がいる。

その名も「ロードスター」。

と言っても由来は「Roadster」(幌の屋根のスポーツカー)ではなく

「Lodestar」(北極星)らしいのだが、そこは大きな問題ではない。


昨年9月にデビュー、初戦・2戦目いずれも2着で

3か月の休養を経た12月の3戦目で見事初勝利

迎えた今年の初戦は特別競争「若竹賞」だった。

13頭中6番人気と、配当面でも旨みのある状況で

大いに期待したが、結果は、11着だった。。。


終始見せ場は無かった。しいて言えば

向こう正面で前から5~6番手にいたときくらい。


まあ、ケガ無く走り切れたのだからそれでいい。

暗い話だが、レース中に競走馬として使命を終えてしまう

ケースもある。まさに命がけで、彼らは走っているのである。


次走に期待。

もう2週間前になってしまったが

ロードスターはじめ、幌車オーナー有志4台で

榛名湖へドライブしてきた。


晴天だったが、途中の道は一部凍っていて、ずるずる滑り

肝を冷やした。

湖畔駐車場にて、記念撮影・試乗会を行い

下山、伊香保名物水沢うどんを食し

解散するころには曇りだした。


そしてその翌日が雪になった。

1/17か1/24のどちらかにしようと思っていたので、前者で

正解だった。



この車のオーナーになって、10年以上が経った。




マツダ・ロードスター。

1989年に初代が誕生、それまで久しく途絶えていた

ライトウェイト・オープンカーの魅力を気付かせ、次々と

他メーカーからフォロワーを生み出した、伝説的な存在であり、

「最も多く作られた2人乗りスポーツカー)

としてギネスブックにも掲載されている、まさに

世界一のスポーツカーである。


1998年に2代目、2005年に私の乗る3代目がそれぞれデビュー

そして昨年5月には10年ぶりのフルモデルチェンジで4世代目が

デビューした。


月に一度、とある公園でこの車を愛する人々の集まりがある。


1年以上ぶりに参加。


各地から、約30台ほどが結集。

ステッカーなど付属品をつけただけで無改造の私の車は

目立たない存在だ。


でも引け目を感じることなく、それぞれがそれぞれの楽しみ方をしている。

それが、とても心地よい。