11月上旬。

 

コーチングスクールで

テイカーとギバーの話をきいた。

 

自分が思っていたのと

違う解釈で衝撃を受けた。

 

 

前に考えていたこと。

テイカーは人の労力を奪う人、

ギバーは人のために動く人。

だから私はギバーかな。

そう思っていた。

 

だって、ものすごくがんばって働いていた。

仕事は好きだったから、

自分の時間も気にせず土日も関係なく

家で仕事。

 

給料が増えるわけでもないけど、

学生のためにいろいろ授業やイベントの工夫を考えた。

それがプロの教師だから。

毎回反省点はあって、自分が思う100点になることはない。

いつも60点。

 

40点足りないから、褒めるほどのことでもない。

感謝されても、40点足りないことがゆるせない。

だから次により良いものができる。

 

自分の身を削ってでも

よりよいものを提供する。

どう考えてもギバーでしょ。

 

 

でも違った。

 

テイカーとは人からの感謝や称賛、励ましを

受け取らない人。

周りの人がくれる優しい気持ちを奪う人。

ギバーとは、まず自分で自分を満たせる人。

周りの人の優しい気持ちを

しっかり受け取って、

それが溢れて周りに還元できる人。

 

なんだって??

…私、めっちゃテイカーだったじゃないかガーン

 

40点足りないから、褒められても

受け取らない。

100点目指して、自分を追い立てる。

 

自分を満たしてないし、

周りの人の気持ちもスルーしてきた。

 

なんてことだ。

衝撃だった。

 

 

でも、私は、人の頼り方がわからなくて、

どうしたらいいかわからなかった。

 

そんなときにスクールの仲間が声をかけてくれた。

話聞くよ、と。

 

「大丈夫」と断ろうとしていたけど、

スクールの中で「周りを頼るように」と

言われていたのを思い出し、

お願いをした。

 

実際に話してみると、

脱水症状になりそうなくらい泣いた。

2時間くらい爆  笑

よくあんなに泣けたな…。

 

これで、頼るってこういうことか、と

少しずつ分かってきた。

 

作業をお願いするとか、

具体的なアドバイスをもらうとか、

それも「頼る」。

 

でも私に必要だったのは、

気持ちを出せる相手だったらしい。