サワッディーカー
タイは暑くて溶けそうです
15年ぶりの海外でタイに来ましたが、
思い返してみると、
タイがきっかけで
海外に興味を持ったのでした。
青年海外協力隊でタイに
行っていた女性が
小学校に来て、
お話をしてくださいました。
内容はほぼ覚えていません
でも一つだけ覚えていることがあります。
「タイに絶対に持って行ったほうが
いいものは何でしょう」
こんな質問をされました。
帽子
サングラス
タオル
小学生たちから
こんな答えが出ていました。
しかし、正解は…
トイレットペーパー
バックパックに詰められるだけ
詰め込んで持っていくんだと
いう話でした。
これを聞いた私は
ものすごく衝撃を受けました。
日本では
トイレットペーパーなど
空気のように当たり前に
あるもの。
もちろんなければ困るけど
「ない」なんて
想像もしたことがなかった。
それが、大切になる場所があるなんて
どういうことなのだ？
何に価値を見出すか、
場所によって変わる。
それがおもしろくて
様々な国に滞在してきました。
今、タイにきて、
トイレットペーパーは
普通に売っていますが、
当時はあまりなかったのでしょう。
海外で生活をすると、
世界の切り取り方が変わる。
価値があるもの、ないものの線引きや、
ひとつの言葉が含む意味もかわる。
そうするとどんどん世界が広がって
おもしろい人生になりそうですね。
わたしもまだまだ広げていきたいと
思います
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