海外滞在経験のある方にインタビューする企画ルンルン

 

第4弾は、仕事でドイツ生活は満喫し、イギリスで事業立ち上げに奔走したあらさんこと荒川正史さん。

NABAがインタビューをして、海外滞在を通しての気づきを聞いちゃいました爆  笑

なんでも受け止める器の広いあらさんハート

現在は、海外事業の自走支援を行っています!

 

 

 

海外事業支援

――まず、現在のお仕事について教えてください。

 

サラリーマンを経て独立。

国内外の事業立ち上げ

構築、推進をおこなって

きました。

 

 

現在は企業様の海外進出の

支援を行っています。

 

 

 

環境が人を育てる

 

――お仕事で最初に滞在した国はどちらですか。

 

ドイツです。

本社がドイツにあったので。

日本との連絡役として行きました。

英語の勉強も兼ねて。

 

 

ドイツですが、公用語は英語でした。

英語はあまりできなかったけど、

生活することで英語を使わ

なくてはいけない環境に

身を置きました

 

 

――どんなお仕事をしていましたか。

ドイツ本社での商品企画に

日本市場の情報を伝えていました。

資料を駆使してなんとか英語でプレゼン。

 

「環境が人を育てる」

この時の仕事が今の英語力に

つながっています。

 

 

――英語はもとから話せましたか。

 

事前にメールや資料作成で

英語は使っていました。

聞き取りは大丈夫ですが、

話す機会は少なかったので、

プレゼンでは苦戦しました。

 

 

 

仕事以外も楽しむ

 

――ドイツ滞在の1か月半、お仕事以外も楽しめましたか。

ヨーロッパでは、土日は

家族と過ごすのが当然。

仕事の連絡は一切ない。

 

 

せっかくだから楽しもうと

レンタカーでイタリアまで

片道8時間。

 

 

アウトバーン(高速道路)で

160キロで気持ちよく走りました。

道中、スイスのアルプスの景色も堪能。

最高でした。

 

 

実は200キロくらい出していて…

車体の重いドイツ車だからこそ

安心してスピードを出せる。

車体の重さの意味が分かりました。

 

 

 

――イタリアへはなにをしに?

 

サッカー、買い物、イタリアン、

ミラノ観光…

仕事以外でも

新しい景色や文化に触れて

楽しみました

 

 

 

多様性を受け入れるためにルールがある

――では、仕事での日本との違いは?

 

残業がない。

早いと3時。

6時には誰もいない。

 

 

過労死が英語で

karoshiとなるくらい

欧米では概念がない。

 

 

――そのような制度の理由の一つは、家族を大切にすることがあると思います。

ほかには、どのような考え方に基づくものだと思いますか。

 

イギリスの体験から考えると、

移民が多いからだと思います。

 

 

様々な民族、価値観、宗教の人が

いるので、ルールを決めることが大切。

契約書で書いてあることがすべて。

 

 

日本は、単一民族。

暗黙の了解、空気を読む。

契約書はあるけど、

守られないことも多い。

 

 

ルールを決めて、

それを守ることで、

みんながハッピーに。

 

 

 

ドイツならではの感覚

――国外へ車で移動して気づいたことはありますか。

 

パスポートをみせないことが

新鮮でした。

日本の県境をまたぐ感覚なのに、

国も言語も食べ物も違う。

 

 

制度も違って、

スイスまでは

高速道路が無料なのに、

イタリアに入ったら

高速道路が有料。

 

 

ちょうど現金がなくて慌てました。

飛行機移動では味わえない

体験でしたね。

 

 

――ドイツで困ったことはありますか。

 

マンスリーマンションの

洗濯機がドイツ語だったことくらい。

 

 

他は全く困らなかった。

英語も通じるし治安もいい。

 

 

デュッセルドルフ中心に

日本企業も多い。

また、EUを抜けたイギリスから

ドイツに来た企業も。

 

 

ヨーロッパの中心的な場所であることもあり、

とても住みやすいと思います。

 

 

ハプニングだらけのイギリス滞在

――イギリスにも滞在していたんですよね。

 

出張なども含めると

3年弱滞在しました。

 

 

――どのようなお仕事をしたんですか。

 

現地法人を0から立ち上げ。

ドイツとは違い、

ハプニングだらけでした。

 

 

ドイツは、すでにある環境で

何かをする。

一方、イギリスでは、

何もない中で作り上げる

この二つは全くの別物。

 

 

何が起きたかを全て話すには

一晩かかるほど。

 

 

――ハプニングを経て、どのような成果がありましたか。

 

約1億の売り上げの企業を作ったり、

店舗、ECサイト

百貨店にカウンターを構えたりもしました。

ただ、裏には経営者としての苦労が…

 

 

 

日本での準備から苦労の連続

――事業の立ち上げとは、どのようなステップが必要なのですか。

 

日本では一社員だったので、

経営者目線をつくるところから

日本でのリサーチや事業計画書の作成。

 

 

ようやく社長の承認を受け、

登記、ビザ取得。

このビザがなかなか降りず

ここから予想外

 

 

最初は短期滞在ビザだったため、

まずは採用活動。

弁護士、税理士などのパートナー探し。

物流、出店先、店の人との打ち合わせ。

 

 

――数あるトラブルの中で大変だったことベスト3をあげるなら?

 

1つ目は、従業員のトラブル

国の事情を経験者に

十分に聞かなかったため、

結局5回訴えられた。

 

 

2つ目は、詐欺サイトに引っかかったこと

 

 

3つ目は、スキミングで店から

合計100万ほど盗られたこと

巧妙な手口で、犯人は未だ不明。

 

 

 

現地の人を採用する難しさ

――そういうトラブルは、防げたと思いますか。

 

少なくとも確率は下げられる。

できることなら、

当時の自分にアドバイスしたい。

 

特に、外国人がオーナーだと

犯罪の標的になりやすいようです。

 

 

――どうしたら防げますか。

 

ローカルの方を採用して、

謙虚に話を聞くことが大切。

 

 

ただ、採用の際、面談だけでは

なかなか見抜けない

 

 

日本と違って、みんな自信満々。

「自分はすばらしい。あなたは得するよ!」

というスタンス。

 

 

――採用するときに気を付けることはありますか。

 

日本に興味があるとか

関心がある人を雇うこと。

これは、必ず採用基準に

入れた方がいい。

 

 

これは経験から学びました。

もちろん100%ではありませんが、

ネガティブな落とし穴を

避ける確率を上げられます。

 

 

最初は仕事ができそうな人ばかり

採用してましたね。

初めてだと、どんな人が

危ないかわからなかった。

 

 

 

予測できる落とし穴は避ける

――経験がある人に聞いておいた方がいいですね。

 

それは身をもって体験しました。

だからこそ、これから海外へ

進出する企業には、

避けられる落とし穴は避けてほしい。

 

 

それ以外にも失敗はあるので、

避けられるものは避けて、

取り組むべき課題に向き合ってほしい

 

 

そのための助言は惜しみません。

 

 

――ほかの企業でも同様の失敗はあるんですかね。

 

他の会社の方が

少なかったですね。

 

私の方が様々なトラブルを

経験していました。

 

 

 

日本人としての誇り

――イギリスは密度の高い時間でしたね。

 

日本の5年分を1年で経験したと思います。

イギリス滞在の期間は本当に刺激的でした。

 

 

新しい景色を常に見続ける

ことがとても楽しいです。

 

 

実際、クライアントの海外進出の

支援を行っていますし、

これからも海外事業の立ち上げに

関わっていきたいと思います。

 

 

海外という新しい環境で

ビジネスパートナーと

日本人としての価値を

アピールしていきたい。

 

 

ビジネス日本代表として

Japan Prideを持って、

世界に価値を提供したいという

気持ちが強くあります。

 

 

――日本を出てわかった日本とイギリスの

それぞれの良さを教えていただけますか。

 

ある店がオープンする前、

店のシャッターになんと書かれるか。

 

 

日本は「○月○日〇時OPEN」

イギリスは「Coming Soon」

つまり、間もなくオープン。

 

 

結局私の店のオープンも

3週間ほど遅れました。

 

 

イギリスでは期日を守れなくても

誰も気にしない。

トラブルが起きても

皆いつも通り帰宅。

 

 

日本は納期に正確。

約束は守るけど

その代わりに残業がある

 

 

どちらにも光と影が

あります。

 

 

もう一つ。

イギリスと日本と

どちらも電車が止まることが

ありますが、理由が違います。

 

 

イギリスでは信号トラブル。

日本では人身事故。

 

 

――どちらも一長一短ありますね。

 

そうですね。

さらに、イギリスで学んだこととして

紳士の心構えもあります。

 

 

イギリスでは、電車で

女性に席を譲るのが普通。

日本でも、女性にドアを開けるなど

イギリスの考えを取り入れています。

 

 

日本の良さは水回りが

とてもきれいなこと。

これは本当に素晴らしい。

 

 

 

日本のよさを伝える

――日本人が海外に出る時に誇れるのはどこだと思いますか。

 

日本の歴史や文化ですね。

 

 

最近聞いたんですが、

日本の歴史は西暦より長いそう。

一つの制度(天皇制)で続く国は

日本が一番長い。

 

 

それから、歌舞伎や相撲を

実際に見たことがない人も

多いと思う。

実際に体験して、海外の人に

その体験を伝えることが大切

 

 

自慢するわけではなく、

いいものを伝える。

そのために、自分も

もっと学ばないといけない。

 

 

海外にいると、

様々なことを深堀りされるので、

まだ足りないと感じます。

 

 

ただし、知らないことを嘆くのではなく、

自分の思ういいところを伝えることが重要。

 

 

 

海外に挑戦しよう

 

――読んでくださっている方にメッセージをお願いします。

 

世界は広い。

 

 

地球のいろいろな景色や人に

触れるだけで、

人生、生き方、考え方、行動

すべてが変わる。

 

 

私の目標は100歳まで

世界を自分の足で旅すること。

肉体改造までしています。

 

 

せっかく地球に生まれたからには、

海外へ出ていきましょう。

 

✓ 海外でビジネスを立ち上げたい

✓ 海外で事業の相談相手がほしい

✓ 海外ビジネスの落とし穴を避けたい

 

そんな方は、あらさんのインスタからDMで気軽に問い合わせしてみてください!

 

インタビューの元動画はこちら

 

 

✓ 海外に飛び出したい!

✓ 夢の海外生活を実現させたい!

✓ 日本での日常から脱出したい!

 

そんな方は、インタビュアーのNABAがご相談を受け付け中!

個別の内容を相談したい方は、アメブロでメッセージを送るか、

インスタでDMを送ってくださいね。

 

 

下のストアカ講座も受付中星

 

******

 

ストアカで開講中の講座

クローバー海外移住・留学ロードマップ

 日本を飛び出したい!とちょっとでも考えている方は是非!

 

クローバーアラビア語講座

 60分でアラビア語が読める!書ける!

 何か新しいことをやりたいという好奇心旺盛な方は是非! 

 

先に、下の記事から、LINEで友だちになっていただくと、プレゼントがゲットできます爆  笑

右矢印アラビア語に挑戦して、国際人になろう