待合室は人だらけ。。。。
弟の姿はなく。。。。
(違う公衆電話探しに行ったのかも
よしっ)
走りだす私
新大阪駅を走り回りました
まぁー新大阪駅の広いこと。。。
そして、見渡すかぎり、人、人、人
こんなん見つからんやん
こうゆうときに見つけれる力でも欲しいわぁー
どこやぁー
おった
真っ正面にこちらにトボトボ歩いてくる弟の姿が。。。。
私『D大丈夫かー』
弟『ねぇちゃん、ちょっとここしんどいわ。。。』
私『あらま外行こっ』
少し呼吸が乱れてる様子。。。顔色も悪くフラついていました。。。。
外に連れ出し座らせ、水を飲ませます。
私『よかったぁ。。。。』
弟『。。。。。』
弟はぐったりしていました。。。
ちょっとあまり状態が良くないので、病院を探すことに。。。。
心療内科。。。精神科。。。
とりあえず、連絡してみよ
何軒かあたりましたが、時間が遅すぎて初診の人の受付は終了しているとのこと。。。。
とりあえず、タクシーには乗せれないので、父に連絡
すぐに迎えにきてくれることになりました。
私(どうしようかなぁ。。。)
とりあえず、旦那にも報告
旦那『会えた?よかったなぁ。。。あっ、Dくんに代わって。』
私『D〜、Rちゃん(旦那の名前)が代わってって。』
弟『うん。。。。』
弟『もしもし。。。。すみません。。。死ねませんでしたぁー(号泣)』
弟『はい。。はい。。すみません。。。』
会話の内容はわかりませんでしたが、弟が旦那と話しした瞬間に感情が溢れてきたのがわかりました。。。。
そして、心がほぐれてきたのも感覚でわかりました。。。。
。。。。。
私が電話を代わり
旦那『もしもし、怒っといたわ(笑)1週間辛かったやろうなぁーよー頑張ったわ今日はうちとめたりー!』
私『うん、そうする』
電話が終わったあと、弟を見ると、落ち着いて、ぼーっと外を眺めてました。。
以前から、不思議とうちの旦那と弟は、何か通じるものがあり、、、、
弟は、旦那との結婚を伝えた時に
『俺に兄貴ができたー』
と凄く喜んでいました
そして、旦那が話すことをいつも真剣に聞いているのです
旦那と弟は幼少期での感覚が似ているところがあるからなのか、、、、
旦那は弟のことを私たち血の繋がった家族より理解してくれているようでした
不思議な関係です。。。。
ぼーっとしている弟を見て、亡き第二の母とのことを思い出しました。。。
私が思っ切り叱られた日の事を。。。
(第二の母のお話は→オカンと私)
きっと、弟は自分の存在意義がなんなのか、、、存在価値があるのかを確かめたかったんだろうなぁと思います。。。
そして、どうしても見つけれず、最悪の方を選ぼうとしてたんだと。。。。
そして、私達に迷惑をかけてることにも耐えれず、申し訳なさもあり帰れなかったんだろうと。。。。
生まれてきてくれただけで存在意義、存在価値はあるんですけどね。。。。
ほんと、帰ってきてくれてよかった。。。
弟らしく、好きな人生を歩んでほしい。。。
これが、姉の願いです。。。
そうこうしていると、父から到着の連絡
私の家に迎うことに。。。
そして、失踪から1週間。。。
弟が何をしていたのかが明らかになります。。。。
つづく。。。。