弟は発達障害！？（失踪編⑤

祖母との電話で、

祖母に言っていなかったことに気づいた私

父に確認すると、

少し前に祖父が脳内出血で倒れたところでショックを受けてるのに、その上、孫の失踪はちょっと可哀想すぎるので、今は黙っていたとのこと。。。

確かに。。。

生きてることはわかったけど。。。

今どこにおるんやろ。。。。

それから数日、引き続き、弟からの電話を待ちました。。。。

そして、丁度、失踪から1週間たった日。。。

11月11日

その日は私達夫婦の結婚記念日した。。

朝

旦那『気になるけど、せっかく昼は休みとったからご飯でも食べに行こか。。。』

私『うん。。。シャワー浴びて来まーす。。。』

心の声

（こんな状況でお祝いする気にならんよねぇ。。。。）

（神様おるんやったら、こうゆう時、動いてよねー見つからんかったら信じてやらんからな）

バンッ

突然扉が開き

ぎゃぁー

旦那『なおっ電話っ』

私『えぇーはいっもしもし』

電話『。。。。。ブッ（切れる）』

旦那『何回かかかってきててん。非通知やからDくんちゃう？俺でたらすぐきれるねんよな。。。』

私『またかかってくるやろ』

その時の私の姿。。。

真っ裸で、頭には泡を乗っけてる状態（笑）

今考えたら笑えますね。。。（笑）

真っ裸で待っていると。。。。

かかってきたぁー

私『もしもしDかっ？大丈夫なんかー？』

『。。。。もしもし。。。。どんな感じ？（苦しそう）』

私『（爆笑）なんやねんどんな感じて！パニックじゃ！（笑）』

一言目のマヌケな質問に思わず笑ってしまった私（笑）

弟『（笑）せやんな。。。。ねぇちゃん。。。しんどいわ。。。人が怖い。。。』

少し、過呼吸気味な様子。。。。

私『大丈夫かいな！ねぇちゃん迎えにいったるわ！あんたどこおんや』

弟『今。。。広島』

ええぇー

少しの間話して、なんとか気持ちが落ち着いたらしく、新大阪まではなんとか１人で帰ってくることになり、

旦那は夜仕事なので、私が迎えに行くことになりました

私『携帯もってないんやったら、改札出たところでまた電話ちょうだいそこまで迎えに行くからっ』

ダッシュでお風呂から上がり、準備する私。。。

父、母、母の友人、私の友人など、心配してくれてた人達に連絡

バタバタしてると、

旦那『これ使いっ』

私『なにこれ！こんなにいらんよ』

旦那『どうなるかわからんやろもしかしたら広島行かなあかんやろうし。

お前も動揺してるからタクシーでいきやっDくんに会ったら家連れてきお前にしか連絡してないねんから、お前には話できんねやろ、家泊めたり』

私『はいわかりました』

まぁーこうゆう時の旦那の冷静な判断。

尊敬ですね

普段はイラっとしますけどね（笑）

弟が、1週間同じ服かもと思った私、

服やら、パンツやら、歯ブラシやらをカバンに詰め込み

新大阪へ

私（どうしょうかな。。。会ったらすぐ病院連れて行こうかな。。。うちに泊まらせて明日か。。。タクシーやったらしんどいかなぁ。。。オトンに来てもらうか。。）

着信

弟『今一応ついたよ。。。まだ改札でてないけど。。。』

私『わかったあんた、携帯もってへんもんねぇ。。。改札出たところで公衆電話からまた電話くれる？そこまで行くから！』

弟『わかった。。。』

数分後。。。。新大阪駅到着

待っても電話がこず。。。。

どしたのだ。。。

とりあえず、改札まで。。。

駅員さんに改札近くの公衆電話の場所をきき、行ってみることにしました

こら、あかん

人が多すぎる。。。

人が怖くて過呼吸になっていた弟。。。

公衆電話は人混みの奥にあったのです

まずい。。。。

辺りを見回しても弟の姿はありません。。。。

ま、まずい。。。。どっかで倒れるかも。。。。

血の気が引いて行く私でありました。。。。。

つづく。。。