職業柄よく話題になるので、ふるさと納税について自分の考えをまとめておこうと思います。ニコニコ

 

ふるさと納税は、例えば10,000円ふるさと納税をすると、返礼品が貰え、翌年の住民税が8,000円減るという制度です。

 

 

一見すると、2,000円以上の返礼品を貰えばお得な制度のような気がします……。キョロキョロ

 

しかし、例えば令和6年1月にふるさと納税をすると、住民税が減るのは令和7年6月以降納税分なので、少なくとも1年半も前に税金を支払う(キャッシュ・アウト)ことになるので、キャッシュ・フローの視点で考えると有り得ない選択肢です。

 

(極論ですが)ふるさと納税をして、すぐに亡くなってしまうと、返礼品も楽しめず、住民税が減るのは自分の死後と最悪です……。笑い泣き

 

 

また、A市に住んでいる人が、B市にふるさと納税をすると、A市の税収が減ります。それはA市のサービス低下に直結します。

 

つまり、B市から返礼品が貰えてラッキーと思っていたら、A市のサービスが下がり(気づかないうちに)損をしていたということです……。笑

 

 

まとめると、ふるさと納税には、①住民税の前払い、②税収の移動という側面があり、他にも注意点(罠)がたくさんあります。

 

もし、ふるさと納税をするのであれば、なるべく年末に近い日に、縁のある自治体に、負担のない金額をするのが良いのではビックリマークと今のところ思っています。グラサン