しっかり者の大学生の娘。
大学では舞踊を学んでいるのですが、
授業にレッスンにバイトに
毎日朝から晩まで張り詰めた生活を送っていました。
楽しそうに飛び回っているのなら良いですが、
私の目にはしんどそうに見えました。
家にいる時は寝てばかりいて、
こんなに若いのになんでこんなに疲れているのか?と…。
案の定、ついに緊張の糸が切れる時が来て、
昨日ダンスのレッスン中に過呼吸発作を起こし、
先生にタクシーで送ってもらって帰ってきました。
このところの咳喘息の症状が出ていて
咳き込むことが多かったので、
その延長で過呼吸になったのか?と最初は思いましたが、
どうやらよくよく話を聞いてみると、
原因は完全にストレスだったようです。
最近ダンスのことで並んでいましたから…。
私の娘だから、
心配はしていたのです。
ちょうど娘と同じくらいの年頃の時に
私も暴走して過ぎてメンタルやられた経験がありましたから。
昨日の朝ふとそんなことを考えて、
昼間も「大丈夫かしら…?」と娘のことを思い出したりしていたのでした。
う~む、我ながら勘が良い。
今日は私も仕事を休むことにして、
先日も受診した総合診療のクリニックに連れていくと、
やはり今回の過呼吸発作は
咳喘息からではなく精神的なストレスからのようでした。
総合診療の先生ってすごいですね。
ちゃんとメンタルのことも診てくれます。
娘の話を良く聞いてくれて、
すぐに精神科を受診することはないよと、
過呼吸発作を起こしそうになったときの対処法や、
しばらく様子を見て何度か続くようなら次はこうしようねと、
今後の治療方針も説明してくれました。
すごーく混むけど、
その分よく診てくれるから、
とても信頼できる先生です。
良い先生に出会えて良かったなと思います。
先生から
①学校には行って良い
②ダンスレッスンは様子を見ながら
③バイトは後回し
と言ってもらい、しばらくバイトは休むことになりました。
私との間でも、
そもそもダンスの道を選んだ時点で
経済的には親のすねをかじらなければやっていけないのだから、
意地を張らずに観念して頼れる部分は親を頼ること、
と約束しました。
今日は受診の後
授業には出たいと大学に行ったのですが、
電車の中でも何度か過呼吸になりそうになったそうで、
夕方珍しく「駅まで迎えに来て」と連絡が来ました。
家まで歩いて帰ってくるのもしんどかったようです。
迎えに来てほしいと甘えることができたことや、
親に頼らなければならない自分を
渋々ながらも受け入れようとしていることは、
娘にとって大事なことだと思います。
娘が甘えられるように
私が今までよりも頑張らなければなりませんが、
そのためには私自身も、
諦めること、削ることをもっとしなければなりません。
さて明日からどうやって乗りきっていこうかと
思案している最中ですが、
具体的な案も少しずつ浮かんできているので、
とりあえず優先順位をつけて
優先度の高いことからやってみようと思います。
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