久しぶりに友達と会ってきた。
お互い、厄年のせいか、なんだかうまくいかない時期を過ごしているようだった。
20代までは「年齢・仕事・趣味」が共通点だった友人関係も
30代になると「結婚」「子ども」「暮らし方」など、人生のステージがはっきり分かれてくる。
去年、1人学生時代の友達と疎遠になった。
今回会った友達は、社会人になってからの付き合い。
周りの結婚・出産ラッシュや、これからのキャリアについて焦りを感じているようだった。
昔のように気軽に話していたことも
「こんなこと言ったら失礼かな」と気をつかってしまう。
繊細な彼女は、私の思いを感じ取ってしまっていないかと、思ってしまう。
立場が変わると、考え方も変わる。
でも、その気遣いこそが、余計なお世話で相手との距離をつくっている気もする。
TBSラジオ『日曜天国』で安住紳一郎さんが話していた。
「本当に多感な時期は10代じゃなくて、32歳から38歳なんだよね。」
たしかに、今がまさにその時期。
横並びだった友達と、少しずつ違う道を歩み始める30代。
転居先で、新しい友達がほしいと思いながらも
「めんどくさいな」と感じてしまう自分もいる。
変わっていくことは、悪いことではなくそれぞれのペースで、今の幸せを探していけばいいのだと思う。
