無事に前撮りが終わった。
結果として、父も母もスーツを新調し、最終的に6人で家族写真を撮影することになった。
まさかの父の覚悟発言
3日前、母から突然のLINE。
父が体調が悪くて
「俺もう長くないから行くわ」と言い出し、慌ててスーツを買いに行ったらしい。
まさかの覚悟を決めた発言に驚いたが、きっと前撮りの写真を遺影にするつもりなのだろう。
撮影当日、早くも試練スタート
父母と一緒に車で向かったのはいいが、私のメイクとヘアセットに2時間かかると言われた。
30分くらいだろうと軽く考えていた私の確認ミス。
いや、それどころじゃない。
問題は父だ。
この世で一番、待つことが嫌いな男。
これは機嫌が悪くなるパターンだ…と思い、メイクさんに無理を言って1時間で仕上げてもらった。
その間、父と母は「近くを散歩してる」と言っていたので、すぐ戻れると思っていた。
ところが、いざ終わって連絡すると
「今、車で2駅先のイオンにご飯食べに来てる。」
いや、どこまで行っとんねん。
撮影開始、テンションゼロの私
そんなこんなで撮影が始まったが、私はすでに帰りたい気持ちがピーク。
なぜ、「2人で撮りたい」と主張しなかった?
なぜ、メイク時間をちゃんと確認しなかった?
あぁ、あとで父に怒られるパターン…
ネガティブな感情がどんどん押し寄せる中、隣では義両親と夫がカメラマンの隣でノリノリでスマホ撮影大会。
私は到底笑う気になれず、真顔。
せめて作り笑顔を…と頑張ったが、もはや顔がこわばって変な顔になる始末。
耐えられなくなって、ついに
「お願いだから、みんなで見ないで!耐えられない!」
とちょっとブチギレた。笑
家族写真、まさかのぬくもり
私のソロカットが終わった頃、ようやく両親が到着。
駐車場が満車で、ぐるぐる回っていたらしい。
父、絶対機嫌悪いだろうな…とヒヤヒヤしたが、
さすがに義両親の前ではニコニコ挨拶していた。
大人の対応、ありがとう父。
今回の撮影はスタジオだったが、私はとにかく寒がり
暖房が効いているはずなのに、じっと座ってドレス姿で待っていると、どんどん体が冷えていく。
ガチガチになっていた私だったが、
家族みんなで肩を寄せ合い、密着して撮影したら…
あったかい。
「家族写真って、こんなに体温を感じるものだったっけ?」
と思うくらい、じんわりと温まる。そして、気づく。
義母、めっちゃ距離近い。
ピタッとくっついて撮っていたら、なんか義母の胸が当たってる気がする…。
いや、気のせい…? いや、当たってるよね??
この状況で変に意識するのも失礼なので、何もなかったことにして真顔を貫いた。
夫婦撮影、イチャイチャポーズ事件
家族写真を撮り終え、やっと2人の撮影へ。
しかし、ここでカメラマンからの提案。
「巷でよくある、仲良しポーズをしましょう!」
いやいやいや、義母と母がカメラを構えてる前で、そんなイチャイチャポーズとか無理。
でも、夫はそんな私の気持ちを察してか、突然の変顔。
思わず吹き出してしまい、ちょっと気持ちがほぐれた。
振り返ってみると…
出来上がった写真を見返すと、
私の顔が「( ̄ー ̄)」←こんな顔ばっかりで爆笑した。
でも、5人はそれぞれ楽しそうだった。
まぁ、それならよかったかな。
仕上がりが楽しみだ。
