また「クーカム」のファンサイトに、こんなスクリプトが載っていましたよ(^ ^)


$タイにできごころ



今回は、以前の小堀バージョンアンスマリンバージョンと違って、訳がついてなくてタイ語オンリーだったので(その後、中国語訳は中国のファンのどなたかがつけていたようですが)、不肖さとりん、勝手に日本語訳と英語訳をつけてみました。
英語に関しては、ネイティブスピーカーじゃないので、間違ってたらごめんね(^ ^;


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日本の家を離れる頃は、ちょうど桜が花開く、いい時節だった。
「さあ、お行きなさい、東の方へ。おまえが行き着くその先に、太陽があるから」

母の言葉が意味するものは、不思議だった。
今考えてみると、僕にとってその太陽とは日出子(アンスマリン)だ。
手を伸ばして触れると、熱さで焼けそうになる。
かといって遠く離れると、今度は寒さで凍えてしまう。
おそらく、僕は本当に燃え尽きてしまうのだろう。

When I left home in Japan, cherry blossoms were blooming and the weather was very nice.
Mom told me, "Go to the east, my son. There will be our Sun in front of you."
It seemed strange what she meant.
It means the same what I have now.
My Sun, Hideko(Angsmalin)...If I try to reach you, I would be burnt out.
Or if I leave away from you, I would be frozen with cold.
Perhaps, I may be burnt out totally.

*Hideko(日出子) is a Japanese girl's name which Kobori named Angsmalin in his mother language. "日" means the Sun, "出" means to come out.("子" just describes it's a girl's name). So Hideko(日出子) means "the sunrise".

(外国人のファンのために、日出子の名前の意味の解説もつけてみました)
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まあ、アンスマリンを「僕の太陽」だなんてクサい・・・失礼、ロマンチックな男、小堀ですが、ここでちょっと1つ疑問が。
小堀ママは息子に、「東に行きなさい」と言いましたが、実際、彼にとっての太陽、アンスマリンがいたのはタイランドで、タイはどう見ても、日本より西にあるんじゃないかと・・・。
まあ、でも太陽は必ず東から昇るので、太陽に会うためには、やっぱり東じゃないと・・・でも繰り返すけど、西なんだよね、アンスマリンがいるのは(^ ^;

すみません、いつもながら理屈っぽくて。でも、こういう細かい矛盾点が、結構気になるさとりんでした(笑)
※「クーカム」あらすじ
表紙 その1 その2 その3 その4 その5
その6 その7 その8 その9 その10

$タイにできごころ



誰よりもかけがえのない存在は小堀とまだ見ぬお腹の子であることに、アンスマリンは気がつき始めた。

アンスマリンは小堀に、本当は彼を愛していること、そしてタイから出て行かないでほしいと言いたかった。しかし、何かのたびに様々な出来事が重なって、アンスマリンは自分の気持ちをなかなか伝えることができないでいた。
そして、小堀は傷心から逃れるように、以前にも増して任務に力を注いだ。結局、2人が歩み寄る機会は訪れないままだった。

小堀の助力で、ワナスは日本軍から釈放された。ワナスは、すぐにアンスマリンに会いに行った。アンスマリンは喜んだ。長い間、保留にしていた彼の告白への返事を、今やっとできることに。

自分が愛する人は小堀ただ1人であること、そしてワナスとの約束は解消させてほしいと。
ワナスは2人の幸せを心から願い、バンコク・ノイの駅には近づかないよう小堀に知らせるようにと、アンスマリンをせかした。


(日本語訳 byさとりん)


~その10(最終回)につづく~
※「クーカム」あらすじ
表紙 その1 その2 その3 その4 その5
その6 その7 その8 その9 その10

$タイにできごころ



その後、アンスマリンが小堀の子を身ごもっていることがわかった。武田医師の診察で妊娠が明らかになり、周囲に吉報がもたらされた。小堀は、アンスマリンの妊娠をとても喜んだ。

ある日、ワナスが自由タイ運動の一員として活動していたという知らせが入った。ワナスは落下傘でタイ国内に入り、日本軍に拘束されていた。
アンスマリンは小堀がワナスを取り調べることになると知り、腹の中の子を盾にとって小堀を脅した。
「ワナスの身に何かあったら、小堀も相応の報復を受けることになる」と。そう言い放つと、アンスマリンは階段の上から身を投げた。

幸い彼女とお腹の子は無事だったが、アンスマリンの行動に小堀は悲嘆に暮れた。小堀は、ビルマへの異動の手続きを急いだ。
「子供がいらないのなら、生まれた後、日本の自分の母親に子供を送ってくれればいい。そうすればあなたも僕から解放されて、ワナスの元に戻ることができる。」
小堀は、アンスマリンに告げた。


(日本語訳 byさとりん)


~その9につづく~