空 色 フ ラ ミ ン ゴ の 冬 眠 弐 -14ページ目



力入んない



お腹へったけど食べたくない



食欲ないときはたいてい調子よくない



ああ



もうやだ



暖房あったけー



もう負けました



泣けない



笑えない



生きたくない



死にたくない



消えたい



誰か綺麗に殺して



.



悩むくらいなら捨ててしまえばよかったんだ



病を持った人間と付き合っていくなんて



大変なことだ



きっと



自分さえ蝕まれていくよ



きっと



身を削ることなんてないんだよ



犠牲にすることなんかないんだよ



楽になってほしいよ



もう



苦しまないで悩まないでほしいよ



私がいると幸せになれないかもしれないよ



つらい顔を見るのは



やだ



それはさんも同じなのかもしれない



でもわかんないんだ



何に怖がってんのか



こわくて自分の駄目さも悲しくてさんがそれを塞ぐようにしてるのを見てまた怖くなるんだ



だから涙が溢れ続けるんだ



そんな状態は2・3時間すれば終わるし



終わらないなら無理矢理薬で眠らせればいい



けど意識が沈んでいくその間



それが怖くて辛くて終わりにしたくて死にたくなるんだ



身体はほぼ健康なのに



精神が強くなれない



終わりを願うんだ



きっと正気のときなら死ぬとわかったらこわくなるかもしれない



けど



泣いてるときは



終わりにしたい



いつもそう願ってんだ



もっと人に関わらずに生きてきたら



それも楽だったかもしれない



けど悲しませたくない人たちが出来てしまった



泣いてほしくない人たちが



でも長く続けさせる苦しみより



一瞬の悲しみで



それで迷惑も不快な気持ちも断ち切ってあげられるなら



それがいいと思うんだ



やがて悲しみは薄らいでいくから



きっとみんなは大丈夫



生きるのは楽しいけどつらいよ



さんごめんね



でもさんのつらそうな困った苦しい顔みたくないんだ



笑っててほしいんだ



責任とかであたしを引き取っちゃいけないよ



デッサンでも同じだ



予備校に通っていた頃



デッサンが完成した試しがない



完成とは何処までを指すのか難しいから



見れるところまでとゆうか



なんつーか



絵とかデッサンしたことある人に聞いて



いつも途中だった



○○は描けばいいんだよ



いつもそう言われてた



書き込めないんだ



大きな陰影と光り



そこまでしか描けないんだ



見えてないから描けない



それもあるだろう



でも描き込むのがいつも怖かった



デッサンは描いて壊して描いて壊して描いていく



そんな感じとゆうか



創造には破壊がつきものってほんとなんだ



でも壊すのはつくるためなんだ



つくるには必要な過程なんだ



でもこわくて出来なかった



鉛筆が



手が



腕が



身体が動かなくなっちゃうんだ



どうしたらいいかわからなくなっちゃうんだ



それは似てるんだ



似てたんだ



今も似てる



いつも途中



いつまでも終わんない



ああ



だから



終わらせたいのかもね



.



鶴を折るとき



必ず誤差が出てきて



ピシっと



完璧な鶴を折れた試しがない



頭と尻尾どちらかが歪む



歪むから



整っている方を尾にして



ぴったり合わない方を頭にしてごまかす



ごまかしてる



私自身のようなんだ



気持ち悪いんだ



悲しいんだ



無理と知っていながら



でも悲しいんだ



.



今日は



今は



非常にクルクルぐるぐるする



そわそわする



落ち着かない



何か怖いし何か不安だし何か焦る



いつだってこわいし人に迷惑をかけ続けている



いや迷惑を浴びせている



かけるなんてもんじゃない



お父さんごめんなさい



お母さんごめんなさい



おばあちゃんごめんなさい



ジジ



ババ



ごめんなさい



みんなごめんなさい



寒くなってから初めて外に出て



今夜の空を見て思った



駅のホームから見て



暗くもないきれいでもない



星もない見えない



あるのに見えない



あたしには何にもない



この澄み始めた空気と一緒に溶け込んで消えてなくなればいいと思ったけど、



あたしは澄んだ心も身体も持ってない



だから無理なんだと思った



消えるなんて都合のいいこと無理だ



胸がどきどきする



そわそわする



電車の中が気持ち悪い



アルコールの匂いと油の匂い



決してきれいじゃない空気空間



どうして綺麗な感覚を持った日本人がいたのに



こんなことになってしまっていったんだろう



一体



日本と聞いて思い浮かぶ和のイメージは何処にあるんだろう



どれもが美しければいいのに



醜いきたないものはほんの少しでいいのに



無理なんだろう



30までに死にたい



老いを深く感じる前に死にたい



死にたいより



生きるのを終わりにしたい



わたしは美しくなんかないし寧ろ醜いと思う



でも美しい蝶をピンでとめるような



そんな感覚で終えたい



無理なのかな



よく知らないけど三島由紀夫とかそんな感じだったのかな



透明なアクリル樹脂で閉じ込めなくてもいいから



燃やされて炎の中で灰になっていいから



誰かがあたしを覚えてなくていいから



全て忘れてしまっていいから



生きるのを終えたい



臓器移植はしない



生きるのを終えたい等と、汚れた醜いものを、誰か、生きたい人間に提供するなんて



そんなのおかしいし



誰にも私をあげない



私は私のものだ



せめて他のものを失っても



私だけは失いたくない



絶対に奪わせないんだから



寿命が来る前に



私は私だけのものを私で奪って手に入れるんだ



歪んでていい



もともと整っていなかったし真っ直ぐでもなかった



白紙だったかもしれないが



それはもう私が汚してしまった



あと7年ない



6年と半年程だろう



今生まれたばかりの赤ん坊が



小学校に入学して少し経つ頃



私は終えているはずだ



もう生きるべきではないのだ



もう活力などないのだよ



やめたい気持ちで



あきらめたい気持ちで



いっぱいなんだよ



好きな人もいる



好きでいてくれる人がいる



家族がいる



兄弟は結婚する



だから家族も増える



けど増えていくばかりなんだ



絶望感とゆうか



希望がないんだ



今のうちに死にたいんだ



廃と化す前に



終わりにしたいんだ



思えば4年前手首に傷を付けた時から



もう無意識に決めていたのかもしれない



.