テセントリク初回投薬後、母、恐れていた新型コロナにかかってしまいました。


発熱は無く、息苦しさと食欲減退があり病院にいったところ陽性...


テセントリクの副作用かと入院準備していったのがまさかのコロナ病棟に。



裏の専用口からビニール防護の看護師さんにつれられ車椅子で建物に入っていった母の、小さな姿がバックミラー越しに見えて、切ない気持ちでした。



軽い肺炎を起こしいるとのことで、重症化予防の点滴をうち、万が一のことを考えて下さいと言われて、いつ病院から電話が鳴るか、数日間は生きた心地がしませんでした。



運良く重症化まで行かず、10日経って退院することができましたが、退院の日に迎えに行った母はより小さく細く、顔もやつれて老け込んでしまって、もちろん退院できて安堵ですが、かわいそうでとても辛かったです。



コロナの後遺症なのか?数日は「鉛の鎧を背負ってるよう」でほとんど身動きが取れなかったようで、毎日食べるものを差し入れに行ってました。



今はほんの少しだけ体の重たさが取れ、ただ歩くとふらふらしてしまうとのことで、コロナ感染前より弱ってしまった印象です。



コロナで弱っている間に休薬期間3週間が過ぎ、本来の投与日は念のためスキップし、まだ本調子ではないものの、待っててもいつ回復するか分からないし、と1週間あけて先週にテセントリクの2回目を受けました。


この時の血液検査で、腫瘍マーカーが少し下がってたのが、今のわたしの気持ちを明るくしてくれてます。


母の癌は相当進んでるので、CEAマーカー値は400を超えてるのですが。なんと300を少し切るくらいになってしました。
ぱっと見た画面だったので、数値の記憶が定かではないものの。。でも下がってるのは主治医が言ってたので間違いないはず。


一時期エスワンタイホウが効いたころに195くらいまで下がって、そこからじわじわ上がりっぱなしだったCEA。
テセントリクが効いてるのか???とそわそわしてしまいます。



ただ、新型コロナのワクチンが肺がんに良い作用をもたらすのでは?的な噂を聞き、もしかして入院中に点滴してもらった重症化予防の薬のおかげでは?とも思ってます。。
なにせ、レントゲンやCTではどうやっても増えてるように見えるので。。息苦しそうにしてるのが常になってきているし。。



希望ができた気がして幸せな一方、期待してぬか喜びだった時のことを考えるとこわいです。



どうかテセントリクが奏効しますように。。




尚、2回目の投薬後、戻ってきた食欲がまた減退してしまっている様子。
テセントリクも副作用あるんですよね。。



あと心配なのは先週くらいから悩まされている、鼠蹊部から腰回りにかけての痛み。
これは診察の時に主治医に伝えたのですが、CTとってもこれといった異常所見がなく、母が辛いと訴えてるのに様子見として何もされずもどかしいです。。。


仙腸なんとかっていうのが鼠蹊部の痛みで検索すると引っかかりますが、臀部は痛くないようですし、違いそう。。


夜も起きてしまうほど痛いようなので、なんとかしてあげたいけど、原因不明。



悩み心配は尽きません。

が、あの時コロナが重症化していたらと考えたら本当にありがたい限りです。



どうか。
母の癌が小さくなりますように。
母と5年後も笑っていられますように。