今ニチまで
およそ6500回の施術を行ってきました。
私がエステティシャンを続けている理由は
亡き母への恩返しでもあります。
(昔は罪滅ぼしと言いたかったけれど
心の成長ができたので恩返し)
初めてエステティシャンになったとき
私が担当していたお客様は
20～40代の方
ご年配の方は60代の方お一人のみで
殆どがお若い方の施術でした。
次のエステティシャンとしての職場は
ブライダルサロンでした。
勿論、ご年配の方は来られません。
お若い方、20～30代の方のみです。
その次のエステティシャンとしての職場は
40代後半以上をターゲットにしたサロンでした。
そこで衝撃を覚えます。
(ご来店客数及び全国売上トップの
フランチャイズのサロン)
(ここで一気に1日の施術回数が倍増最多8名/日)
お御足の悪い方
アトピーが酷い方
身体障害がある方
そして70～80代の方々
が施術を受けられます。
正直衝撃で
エステは
お若い方が受けられるもの
という概念は吹き飛びました。
そしてエステは
黙って受けられるもの
という概念も吹き飛びました。
施術を受けられる皆さんは
ほぼ9割の方が
お話好きです。
おばあちゃんの知恵袋
ならぬ
おばちゃまたちの知恵袋が
飛び交うサロン。
あぁ！
母がいたら
ここでエステを提供したい！！！
という思いが強くなりました。
母が生きていたら
きっとこの楽しい空間で癒されて
さぁ！今夜も家事がんばろ！
ってリセットされて
生きる活力になったんじゃないかな
って思うことが多々ありました。
ここでの実務経験実績を重ねて
このフランチャイズ店の別店舗で
店長を任されることになりました。
そして老人ホームでのお仕事も
請負うことになりました。
毎週一回サロンの定休日に
介護付き有料老人ホームでの
エステが始まりました。
そこでの仕事は本当に天国！
母の年齢と同じくらいの世代の方々が
気持ち良さそうにエステを受けられます。
フェイシャルだけですが
本当に気持ち良さそうです。
至福のときでした。
ゆくゆくは
老人ホームエステ1本でやっていきたいな…
と思うほどです。
ところがコロナ禍になり
老人ホームの出入りは出来なくなりました。
すると今度は
老人ホームでのお仕事されている
介護士の方
福祉士の方
看護士の方
を労いたい気持ちが生まれました。
私のエゴかもしれません。
それは
父の入院で分かりました。
本当にご苦労様のお仕事をなさっていて
休まれる時はいくらもありません。
私は
ご年配の方もそうですが
介護士
福祉士
看護士
の方々にも
そして
ご自宅で介護をされている方々にも
エステをご提供したい気持ちが芽生え
どのようにしたらできるか
考えていました。
訪問エステも一時期しておりました。
訪問エステできないだろうか。
今後の課題です。
(令和4年6月19日現在)
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