4月 始まり奏でるイントロ | secret passage

4月 始まり奏でるイントロ

久しぶりに成蹊のHP見て
履修登録のページ開けて
改めてびっくりした。
そうだ、私4女になったんだ。

まず、4女って響きがヤバい。
1女だった頃、
4女のおねーさまがたは
ひどく大人びてキレイに見えたのに。
4男もかっこよかったけど、
4女の方がなぜか
地に足が付いているように思えたのに。

10代の頃は、
20代にあこがれる気持ちと
一生10代のままがいいと思う気持ち、
どっちも混在してたけど。
いざ20代になってみても
やっぱりまだ10代のままがいいと思ってしまう私。
大人へのイントロは
もうとっくに流れているのに。

前期は丸ごと休学するから
成蹊の時間割なんて見ても
しょーがないんだけど、
妙に浮きたつ晴れの天気と強い風の景色しか
思いだせない4月の成蹊の学内を
頭の片隅に浮かべながら
毎年みんなではしゃぎながら
履修を組んでたことを思い出した。

こみこみの図書館のパソコン。
新歓のチラシとトラコン。
混んでる学食と教室。
行きのバスもだね。
自分に一番身近な景色たちだったのに
今は感傷に浸れちゃう私。
あと1カ月で
また当たり前が変わるんだ。
当たり前があった場所に戻るんだ。
ここでの日々が非日常になっていくんだ。

寂しいのかなー。
嬉しいのかなー。
想像できないっていうのが
1番大きいかなー。
就活と地震を、日本にいて乗り越えてる友達は
ぐっと大人びた表情をしてるんだろうな。
覚悟決めて帰らないと
毎日に流されちゃいそう。
就活する覚悟はしたつもりなんだけど
日本帰ったら甘えちゃいそうで怖い。

あと、日本女子が怖い(笑)
適当な格好してるアメリカ人に見慣れると
日本女子の女子力って
やっぱりスゴイ、って思う。
まぁ、ここにいても
オシャレする意味あんまりないからね(苦笑)
でもでも、NYにいた時だって
みんな言うほどファッショナブルじゃなかったし。
都会だから、とは限らないんだよ。

書いてる内容、支離滅裂になっちゃったけど。
とりあえず、就活することに決めた、
っていうのが大きな報告。
私がアメリカにいて考え付いたこと、
それが世間でどのくらい通用するのか
力試しの時が来る、ってことだね。
というか、アメリカにいる時に
ずっと考え迷ってた答えを
導き出しただけで、
根幹ができたのは高校生の時だと思う。

”夢”って言ったら違うんだけど。
私が人生のテーマに掲げたいこと、
それをお仕事にしたいと思った。
私の中ではもう、”夢”には破れていて(苦笑)
今は後悔してないし、その夢を捨てたことで
知れたこと・見れたものもたくさんあるし。
でも、その”夢”に近い場所で
お仕事ができたらやっぱり幸せだと思った。
この考えがどこまで通用するかは
わかんないけど。
何しろ就活超初心者だし(泣)
でもホント、力試しと思って。
最初に”夢”を捨てたのは
お金とか覚悟とか勇気とかが
信念を負かしたからで。
今は、揺るがない信念と
私にもちょうどいいサイズの覚悟が
同じラインに立ててる。
だから、”夢”のリベンジ。

”夢”は夢のまま、
叶えることはできなくても
見続けることはできるもんね。
私の中で”夢”は憧れだから。
一生、何歳になっても
目を輝かせられるものだから。
手に入れたい、でも入らないモノ、で
いいんじゃないかなー。
なんか他人事のようだけど(笑)
だからだから、人に”夢”を見せられる
そのお手伝いをする、って決めたの。
でも、たとえ力試しに敗れても
そこで悔しい思いをしても
信念、というか考えの軸は絶対にブラさない、
それだけは自分に約束したい。
軸がブレないのが、1番カッコいいんだ、
ダンスにおいても。