1月27日(金)

2階でドライヤーしようとした時に、1階のお風呂場から「ママー」って叫ぶ長女の声。

ココの発作や!と思って、急いで降りたら顔が湯船から上がってたからいつもの発作やと思って、とりあえず旦那の名前を叫んで降りて来てもらった。

もし、発作が起きたら何時でもいいから病院に来て下さいって言われてたから病院連れて行こってなったけど、救急車呼ぶ事に。

救急車に電話してる途中で、旦那が息してないかもって言ったのが聞こえてその後の記憶はあまり覚えてない。

救急隊員の人が慌てて運んでくれて、私はココの靴下とマスクと保険証も持って救急車に乗った。

だって、いつものように病院で診断してもらってココが目を覚ましたら帰れるって思ってたから。

専門用語で話してたから状況が掴めてなかったけど、ずっと心臓マッサージをしてて時々脈拍とかを確認してた気がする。

病院に着いて、私は別室に連れて行かれて今すぐ一緒にいてくれる家族に連絡を取ってって言われて今までとは状況が違う事にやっと気づいた。

旦那がすぐ来てくれて、数分後に「今心臓が動き出したから!だけどまだ安心はできない!でも、ココチャンめっちゃ頑張ってるから!頑張りすぎなくらい頑張ってるから」って教えてくれた。

その後、ココは今できる処置をする為に今から移動するからその前にお父さんとお母さんに会ってもらうねって言われてココがいる所に連れて行ってくれた。

沢山のお医者さんと看護師さんがココの周りにいて、ココは裸の状態で点滴とか繋がれてて。

触ってあげてくださいねとか声をかけてあげてくださいねとか言われて、それがまた不安で辛くて。

私達はココに謝って、病院の方々にお願いしますと頭を下げる事しかできなかった。

ココが治療してる間、近くの面談室で待機して色々な書類の手続きをした。

本当に今何が起きてるのかわからなくて、夢なんじゃないか、さっきまですごく平和だったのにって状況が理解できなかった。

担当医の人が、「今心臓の動きは落ち着いています。だけど、心肺停止してた時間が長い為脳へのダメージはかなりあると思います。今から低体温療法を始めてどこまで脳のダメージがあるのか判断していきます。

今すぐ容態が急変する事はないので、一旦帰って面会時間の間に来て下さい」って言われて私達は家に帰った。

どのタイミングで旦那に聞いたのか忘れてしまったけど、顔が湯船から上がってたのは長女が上げてくれたからで、発見した時は顔が浸かってる状態だった。

たまたま、長女がビックリさせようと思って扉を開けたから発見できたけどそれがなかったらと思うと想像するだけで震える。

私が目を離してしまった数分のせいで、ココのこれからの人生が変わってしまう事に申し訳なさでいっぱいなのと本当に夢であって欲しいと願ってそれ以外本当に何も考えれなかった。