ワニのお話⑥
誰に需要があるか分からないですが
持ってる知識は広めなきゃ!!
ワニ好きがワニの知識、魅力を語ります🐊
今回のお話は顔の名称について
お話します。
前回も載せましたがこちらの絵!
旦那ちゃんが描いてくれました!
素晴らしい👏
前回は顔から下の方の名称を話しましたが
今回は顔とお腹側についてまた写真を見ながら
解説いたします
前眼窩隆条
(イリエワニ)
眼の前端から吻の方へ走るうね(ボコボコ)のことを
前眼窩隆条(ぜんがんかりゅうじょう)
という。
必ずしもあるわけじゃなく、
よく発達している種とほぼない種がいます。
イリエワニはよく発達していますが
インドガビアルはほぼありません
(インドガビアル)
間眼窩隆条
(メガネカイマン)
両眼の間にあるうねのことを
間眼窩隆条(かんがんかりゅうじょう)
という。
以前書いたこちらの記事に少し出した名称⬇️
メガネカイマンの名前の由来が間眼窩隆条が
発達していることでメガネをかけているように
見えるからメガネカイマンと呼ばれています👓
ですが、メガネカイマンが特別発達している訳ではなく、カイマン属が比較的発達しています。
(クチヒロカイマン)
吻稜
吻の上面と側面との間にうまれる稜線のことを
吻稜(ふんりょう)という。
コビトカイマンが1番発達しています。
コビトカイマンのかっこいいところですね。
ブラジルカイマンも
よく発達しています
前眼窩隆条と位置が一緒なので
紛らわしいかもしれませんが
吻稜は角ができているようなイメージですね
コビトカイマンでアダルト個体を見て貰えると
1番わかりやすいと思います
前眼窩平面
(アメリカワニ)
吻の上部の面を前眼窩平面(ぜんがんかへいめん)
という。
アメリカワニの特徴で前眼窩面が丸く膨らんでいます。
ナイルワニもここが膨らんでいる個体もいます。
ただし大きくなっても膨らんでいない個体もいます
(ナイルワニ、膨らんでいる)
(ナイルワニ、膨らんでいない)
比べてみるとだいぶ顔が違いますね!
ナイルワニは亜種が沢山いるんじゃないか説が
あるのでそういった違いかもしれませんね
他にはモレレットワニ、キューバワニも膨らみます
今回は顔の名称についてまとめて見ました
子供の時の顔と大人の時の顔でも
だいぶ違うのでぜひ検索して
比べてみてください