人間には持って生まれた箱があります。

それはエネルギーの箱です。


水の入ったコップに例えた方が分かりやすいかも知れません。


そのコップの大きさは人それぞれで、努力でどうにかなるものでもないです。

しかし、訓練で水の出し入れをコントロールすることができます。



私は元々多くのエネルギーを持ち合わせた訳ではない=コップの容量が小さめの人間です。

これは、体質にも顕著に現れています。


そんな私なんですが、周り(他人)にばかり気が向いてそこでエネルギーを消費してしまってるとご指摘を受けました。


その結果どうなるかというと、

自分へ回すほどの気が残っていない

=自分に気が回らない、後回しにする、なんか疲れる

という現象に陥ります。



そして、私のような元々エネルギーが多くない人間はエネルギーに溢れた人間に憧れやすい性質もあります。

憧れる故に、真似をしようとして

同じようなエネルギーの使い方をして

エネルギーを浪費してしまって結果負のループ。

自分は行動できない、自分はダメな人間だと

自己肯定感まで下がってくるのです。



そんな我々が意識することは

『ありのままの自分を受け入れる』

ということです。


なんだかありきたりじゃん…

そう思うかも知れません。


でも、外に向けていた意識を

自分に向けることで、自分の才能に気付いて

少ないエネルギーを効率よく使えるとしたら

どうでしょうか?


排出すべきところを絞ることは

ある意味『諦める』ということです。



諦めると言ったら日本人はどうしても

マイナスなイメージを持たれますが

実は『諦める』と『明らか』は語源が同じで

『物事の真実を明らかにすることで、やっと諦められる』というニュアンスが含まれているそう。



憧れは本来の自分と離れているから『憧れ』。

なりたい自分は外に求めている証拠…

憧れを手放すことが自分の才能に気づく

もっとも近道だと言います。


本当の自分を明らかにして

ありのままを受け入れて

憧れを諦められる…



なかなか難しいけど、

私はすぐ◯◯しなきゃとか、

◯◯できてない自分はダメだなあと

自己否定しがちなのでこれを手放す

訓練をしていきたいなあと思います。