前回でシリンダーヘッドに付いている部品を全て外せましたので、せっかくなので綺麗に掃除することにしました。


そこで準備したのがこちらのメタルクリーンです。



これを20Lのお湯に混ぜて使用します。



ホームセンターで衣装ケースを買ってきました。

700円くらいです。

もちろん蓋付き。浸け置きするだけなのでこれで十分だと思ったのですが…




シリンダーヘッドを置いた衝撃で割れてしまいました。

置いた時には気づかず、メタルクリーンが流出してしまいました…


急いで物置から丈夫なケースを持ってきました。


このブログを参考にレストアをする方はいないと思いますが、もしいるなら1000円以下のペラペラの衣装ケースは使わない方がいいです。もし使うなら2000円以上の丈夫な物にしましょう。


シリンダーヘッドをメタルクリーンに浸け置きします。浸け置き時間はアルミの場合6時間までと書いてありますので、その通りにします。



プラコップに入れたバルブ類も同じように浸け置きします。

カーボンが綺麗に落ちてくれるといいのですが…




6時間後です。

燃焼室のカーボンは半分くらい落ちたでしょうか?

ブラシで擦ったりしましたが、このくらいが限界そうです。


上側はとても綺麗になりました!

浸け置きする前の写真と比べて頂ければその差がよく分かると思います。

カーボンが落ちきらなかったのは残念ですが、こちらは大満足です。


続いてバルブです。

1番カーボンが酷かったバルブですが…

ブラシで擦っても落ちそうにありません。柔らかくはなってそうなのですが…


カーボンに関してはキャブクリーナーとかの方がよく落ちそうです。



次はラッシュアジャスターを分解、清掃していきます。

ラッシュアジャスターの油圧が抜けてor詰まってバルブが開かなかった、閉じなかった可能性もありますので…