11/26服部ひびき稽古会・突きの強化と投げ | (旧)沖縄拳法 神戸支部 稽古日記

(旧)沖縄拳法 神戸支部 稽古日記

こちらは2020.7.30までの旧ブログです。
引越ししました。今までありがとうございました。
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こんにちは。神戸支部長の酒井です。

しばらく、私の個人的な事情により、ここ一か月、会内での開催告知が出来ないまま、今日に至ります。

ですが、何と稽古会は切れずに開催しております。

ということで、


地道に稽古は続きます。


沖縄拳法では、すべては最初に教わる基礎=奥義、から始まります。

これが出来ないと、何をやってもダメです。積み上げられません。

ということで、当然ながら、欠かすことなく、立ち方、押し合い、背中の鍛え。

どうしても、これだけで1時間はかかります。

私は普通のサラリーマンなので、日次鍛錬1時間が主な稽古です。

そのなかで、対錬がどれだけ大事か、本当に身に沁みます。

一人で出来る地稽古と、それだけではどうしても身に付かない内容の稽古があります。

どちらも重要。


ということで、基礎稽古1時間の後で、

ナイハンチ型。

そして、今回のテーマ。
「突き」いろいろ。

重心移動+遠心力が、突きの威力の正体。

ということで、ナイハンチとセイサンの突きから、その次の発展を少し。

ナイハンチの突きで、分解して、その威力を増大させる体操から。

詳細は書けませんが、ブンブン振り回すところから、段々小さくしていって、型通りの動きまで。

そこから、ミットのようなもの(教えません!)を使って、威力の度合いがわかり、しかも受け手にダメージが残らないようなものに対して、フルで突き込む!


う~ん、これ、かなりイイ感じだ。
当然、山城先生から教わった内容です。ちょっとだけ工夫してますが(笑)


次に、セイサン突き。
まずは突き引き移動やった後で、今度はセイサン突きの強化体操(書きません!)をした後で、ミットに突き。

ぐんぐん遠心力で強化されていく感じ。生で受けたくない。。


そ して、今度は、ある意味元に戻って、セイサンの突きを生でゆっくり受ける稽古。
骨格を正しく載せて、指先から巻く重心移動と、最後に拳の捻りをしっかり学べる稽古。

腰に引いた拳を、相手に押さえてもらったところから、正しい姿勢でゆっくり突き切る稽古。
久々の、クラシックな稽古ですが、これも大事な要素を学べる稽古でもあります。
あくまでも、筋力に頼らないことが大切。


という、素直な突きの稽古の後で、さらにやります。これもミット使って♡
・胸の重心を使って、∞の形に振り回した後で、斜め上からの打ち下ろし。
・ピンアン二段の動作で、上からの鉄槌打ち下ろし|
・パッサイの、肘上げた状態からのストレート

いずれも、しっかり基礎から積み上げた状態からの使い方。
それなしでは、決して身に付かない威力。

沖縄拳法、すごいです(笑)


後は、投げについて。

これは、組んで投げから、反応できない手刀投げ。

突きをかわしつつの手刀投げですが、
前回山城先生から教わった、手刀投げ!これが、危険(笑)

オーソドックスに投げるところから、本当にあっという間にクル~ンとひっくり返ってしまう投げ方。

原理を知ると、なるほど尤も。

これも、教わらないとなかなか気づけない内容ですね。
ホントに少しの違いかもしれま せんが、直近で習った内容、スゴイです!

その他、組んで踏ん張った状態から、崩し+遠心力の投げ。
ピンアン三段の通りにやってますが、これは改めてよく出来ている。

「型通りにやれば、出来るようになっている」とは、まさにその通りです。

先人の教えには、脱帽。感謝です。


最後にセイサンで終了~!

お疲れ様でした。