明治に創業し、100年以上続いている老舗の材木店で自分で四代目になります。

東京の資材問屋へ修行を経て家業を継ぎました。

そして商売をしているうちに「なんか違うなあ、修行の経験が活かされてないなぁ!」という疑問が湧き、もっと材木屋という特長を活かし、自然素材をたくさん使ったお家作りをしたいといつしか思うようになりました。

そして17年前に「材木屋さんの木のお家」をキャッチとして株式会社ウッドプランを創業した訳です。

17年の月日が流れる中で、たくさんのお客様と出会い、たくさんのお家を建てさせていただけました。とても感謝しております。それはいろいろなタイプのお家があり、初めの頃は流行に流されない普遍的な伝統ある和でもなく洋でもなく、自然素材で作った自然なカタチにこだわっていました。時が経つにつれ、可愛い南欧風なお家だったりかっこいいとんがったお家を作ったりと、多種多様なデザインと素材にこだわりを持って今でもお家作りに精進しております。そして今回のお家作りですが、まさしく創業当初に作っていたお家作りを作ることが出来ました。

「木をたくさん使ったお家が欲しんです。」と言うのがお客さまとの出会いでした。

その時の嬉しかった自分も今でも思い出します。お客様との打合せはいつも楽しくて木材の事の多くをお話し、ご提案させて頂いたかと思います。


とは言いつつも、お家作りには予算と言うものがあります。でも良いお家にしてあげたい❗️じゃあ、頭を使って老舗材木屋さんとして何をしてあげられるだろうか?

材木、銘木、雑木はたくさんある。

もちろん、良いものから少々曲がっているもの、柱として使うにはどうかなぁ?なんてものだって沢山ある。

でもこういうものだって、使い方で活かせることも出来るよね❗️

ということで、いろんな材種の本物を楽しく使わせていただきました。




まずはメインの大黒柱は木辺に鬼と書いて槐(エンジ」と読みます。先代から教わったことがありますが、「この木を柱に使うと魔除けになるんだよ。」と教わりました。いかにも昔からの由来の言葉。

和の家としてはとても良いかと思います。

その他の柱は県産材の杉を使用。

地元の環境で育った杉は最も地元の気候や環境に適しているのが、自分の考えなので。そしてLDKの空間は、久しぶりの真壁作り。耐震や断熱性能とかどうなのかって思われる方もいらっしゃると思います。

そこは抜かりなく、太く丈夫な特注サイズの杉の柱を使うことで両方をクリヤしてます。


柱に使うには少々難ありかなっていう銘木たちで欅や槐、檜や赤松等は増作材に使用。これがなんともかっこよく高級感があります。床材は唐松のフローリング。

月日が経つに経年変化、経年美化し、紅く艶やかに光り始めます。10年後くらいが楽しみな床です。


お客様ですが、観葉植物が好きで🪴、土間の空間が欲しいとの事でしたので、LDKに隣接した土間をプランニングしました。

パッシブ要素のある前に迫り出した屋根のこともあり、光を通すために吹抜けを設置したので太陽の明かりがLDKの奥まで届いています。

あと自分のこだわりで、昭和の民宿とかにある2階の窓に外付けの手摺があって、窓に腰かけて外の景色を楽しむ感じ。

お客様は布団干しがをしいと依頼があったので、それも兼ねてオリジナル布団干し兼外用手摺を造作。

図面を書いた手摺金物を鉄工所さんにお願いして作ってもらい、サッシメーカーさんからサッシと同色を用意してもらいました。そして手摺本体はヤニ抜きしたピーラー材の上に防虫防腐剤を塗って完成。😄

自分のお気に入りの一つになりました。

ポーチや玄関はタイルではなく、玉砂利仕上としとても和を感じられる場所になりました。

っと長々となってしまいましたが、それだけ自分でもお気に入りのお家が完成したので嬉しくてしょうがないです。笑

お客様も喜んでいただいていますので本当に何よりです。

とまあ、長々とお話させていただきましたが、実は27、28日と完成見学会を開催させていただいております。

たくさんのお客様が来てくださると思うと嬉しいです。

あ、今いらっしゃいました❗️

ここらで失礼いたします❗️

今回はOB様のお家の訪問として、弊社所属のインテリアコーディネーターでもあるミサさん宅にお客様をご案内させていただきました♪

設計した自分でも驚いたのですが、

生活感をほとんど出さずに、またお洒落な家電は飾るように、機能的な家電は上手に隠すように工夫してて、とてもお洒落な空間でした。


思い起こせば可動棚やニッチとか家具とかもそうでしたが、建築中にも彼女の頭の中には何処にどのカゴやツールをどう置くか?というより飾るかを常に考えていたことを思い出しました。


ところどころに緑が主張しない程度に飾られていて、落ち着きのある雰囲気も醸し出しているところがお洒落でした。


キッチンにもこだわりがあり、特にお洒落な家電がないものは隠す彼女のコーディネート考慮なのでシステムキッチンの一部を改造して炊飯器を隠す工夫をしています。

当時の自分はあまり想像していませんでしたが、今こうして久々にミサちゃん宅に来て、この徹底したインテリア考慮には素晴らしいものがあるなって感心しました。

さすがです!

冷蔵庫は隠し、またキッチンの扉を開けるとそこには、大きなパントリーとファミクロがあって、さらに小屋裏収納への階段があります。外観はどう見ても平屋にしか見えませんが、屋根の勾配や天窓などを設置するなど工夫してなるべくお家の高さを低くなるようにしました。さらに太陽光パネルを載せて家計にも優しいお家ができたと思います。そうそう、屋根勾配を緩くしたので、太陽光パネルが外からだと見えません。なのでとても可愛い真っ白なお家にしか見えないんです。この辺も彼女のコーディネートのこだわりでしょう!

最後に、こだわりとコーディネートとして、全ての角は丸くしてあります。

外部も内壁も角の鋭さを無くしたので、とても安心する気持ちになれますね。



写真を撮り忘れたのですが、道路に面する外部の窓形状はどこがどの部屋とはわからなくするために全ての窓を丸窓にして、船を想わせる🚢ようにしてます。

人が見たらこのお家は一体どうなってるのかなって思うのでしょうね。

絶対に見てみたいお家🏠

それがインテリアコーディネーターの家

「ミサズハウス」

でした。

ミサちゃんありがとうね😊


今回のリフォームは5年前にお家を建てさせていただいたお施主様の増築工事です。


LDKにサンルームを増築して、さらに広く、そして冬は暖かい空間を目指しました♪

LDKの前にお部屋を作ったら日差しが入らないんじゃない?って心配される方もいると思います。ところが入るんですよー。

それはなぜかというと・・

大きな吹き抜けから日差しが入ってくるんです❗️

ですので、明るくて暖かい。

ちなみに増築した部分の窓は既存の掃き出し窓を一度外し、増築部分に移設して内窓を付けました。

この内窓がすごい効果を発揮してます。

お施主様曰く、「エアコンいらないかも」

と言ってました。本当にいらなくても暖かかったら良いなって思ってます。


そしてなかなか入らなかった輸入ガラスの到着で、早速造作扉を設置。

いい感じの可愛い扉になりました🚪




既製品の扉と同サイズのガラスの大きさにして全体的に違和感のないように気を使いました。いい感じでしょ?!


少し時間がかかってしまいましたが、お施主様、喜んで頂けたかな?(^^)

良いお仕事させて頂いて、誠にありがとうございました😭

これからもよろしくお願い致します🤲


最後に外観の写真を。