この日は売人と昼の12時に待ち合わせをした。

 

俺の家の近くに着いたら電話するからって言われてて出かける準備をしてたら売人から到着したって電話があったので下に降りた。

 

俺は前日に売人からタダで覚せい剤をもらってて昨日覚せい剤をやったばかりだった。

 

下に降りると売人と売人の彼女が待ってて、売人の彼女がすごい勢いで俺に近づいて来て俺の耳元で興奮気味に「昨日いった?いった?」って聞いて来たから、

 

「はい」って答えたら満足そうな顔をした。

 

この人何でこんなに興奮してるのかなって思ったんだけどこの売人の彼女は昔覚せい剤でパクられた事がある事を聞いていたのでむしがわいてるのかと思った。

 

その後売人の彼女は別行動で俺と売人で物件の契約に向かった。

 

売人が物件の契約者で俺がその保証人。

 

場所は心斎橋にある雑居ビル。

 

普通にあやしかった。

 

不動産担当者から家賃の支払いは遅れないようにと念を押され、遅れると追い込みがきついですよって言われた。

 

契約書を書き終えて前家賃や敷金、手数料等60万くらい払って契約終了。

 

この日の仕事はこれで終了。

 

帰り際に売人から0.3グラムのパケと現金5000円もらった。

 

その後売人は配達の仕事に戻って行った。

 

この日を境に合法ハーブ店をオープンさせる為に本格的に仕事をする事になった。

 

数日後店舗物件に行き店のレイアウトをどうするか売人と2人で話し合った。

 

今回借りたこの物件元々はガールズバーだった物件。

 

家賃は60000円なんだけど共益費が25000円とメチャクチャ高い。

 

合計85000円。

 

以前何かの本で読んだ事があったんだけど不動産屋って共益費で儲けるみたいな事が書いてあったのを思い出した。

 

それにしてもミナミのど真ん中でこれだけ広い物件が85000円で借りられるとは正直思わなくてこんな安いのかと思った。

 

店のレイアウトは売人のバックにいる人間の紹介で現在営業しているハーブ店に出向きそこの店のレイアウトをそのままパクった。

 

照明にブラックライトを使ったりハーブを吸う道具を置く場所等をまねた。

 

因みにこの店の店長が何を勘違いしたのか何の後ろ盾もなくハーブ屋を営業出来ると思ったみたいで1人でこの店を買い取って独立して営業してたみたいだけど、しばらくして店メチャクチャにされたらしいよって売人から聞いた。

 

その後この店がどうなったのか分からない。

 

多分乗っ取られたんじゃないかと思う。

 

売人の覚せい剤配達の営業時間がだいたい昼12時頃から夜12時頃迄。

 

その間に俺がこれもまた売人のバックにいる人間の紹介で営業しているハーブ屋に出向き、ハーブの種類や効能、どうやってお客さんにハーブを勧めるのか、警察に対する対応等事細かに聞いてノートに書いていった。

 

これを元に再度売人と話を詰めて営業出来る道筋が見えて来た。

 

この時の俺の日当が0.3グラムのパケか現金で5000円かどっちか選ぶパターンだった。

 

俺は0.3グラムのパケもらってた笑。

 

まぁ1日と言っても5時間くらいの仕事だったけど。

 

店のレイアウトも決まってハーブも準備した。

 

だいたい30種類くらい。

 

ハーブ代だけで50万くらいかかったと思う。

 

当時第四世代と言われるハーブだったんだけど売り値で3グラム5000円くらいっだった記憶がある。

 

仕入れ値がハーブの種類によって多少違うんだけど3グラム1200円から1800円くらい。

 

たまに2000円くらいのハーブもあったけど。

 

グラム売りのハーブならそのまま売れば良いだけなので手間はかからないんだけれど、ジョイントで買う人がけっこういると言う事だったので売人と売人の彼女と俺とで12時間くらいかけて数百本のジョイントを作った。

 

ジョイントはローラーを使ってまいていった。

 

この時俺は覚せい剤ぶち込んでるから12時間くらい全然平気なんだけど売人と売人の彼女は覚せい剤ぶち込んでなかったので大変だったと思う。

 

ジョイントを作り終わってやっと店をオープンした。

 

でもお客さんは誰も来なかった。

 

覚せい剤と合法ハーブ③に続く