覚せい剤で死にかけた事が今までに2度あった。
もっとすごい経験をしている人がいると思うのでこの程度では大した事ないと思う人がいるかもだけど、俺にとっては衝撃的だった。
まだ覚せい剤をやり始めてから数回目の時なんだけど、知り合いの女の子と神戸の三ノ宮駅で待ち合わせして覚せい剤を打つためにホテルに入った。
ネタはこの子が姫路まで行って引いて来てくれた。
そしてその子が目盛り20入れると完璧になれるとか言って、どう完璧になるのかと思いつつも言われるがままに打ってもらった。
因みに俺は覚せい剤打つのがホント数回目で量も目盛り10の半分くらいしかやった事のない状態だった。
いざ目盛り20を入れてもらうと、頭からつま先までゾクゾクし出して顔がビリビリして立ってられない程で確かにこれは完璧だって事になって、その後2時間おきに目盛り20を2回打ってもらった。
3回目打ってもらってる最中に記憶が飛んでしまって気づいたら2時間立ってた。
当然俺は気を失ってたと思ってたからその子に「俺何してた?」って聞いたら、
「普通にしゃべってたよ!」って言われて、
「え?」っと思って、
立ち上がろうとしたら目がグルグル回って足がもつれて立ち上がれなかった。
そして足がもつれてる俺を見てその子がキャッキャッ言って笑ってた。
俺の両眼が高速で左右に揺れてるって言って。
普通笑う?笑。
今思うと下手すれば死んでてもおかしくなかったなって思う。