俺 「唾液検査でひっかかる人いるんですか?」

 

保 「私の担当していた人ではいないけど、他の保護観察官が担当してた人で引っかかった話を聞いた事があるくらいで、ほとんど引っかかる人はいない。」

 

まぁ覚せい剤やっても出頭日飛ばせばいいだけだからホント引っかかる人はいないんだと思う。

 

俺 「この前2人来なかったけど何で来なかったんですか?」

 

保 「私の担当でないから何で来なかったかは知らない。」

 

俺 「体調不良とかですか?」

 

保 「熱があって来ないって事もあるよ。」

 

俺 「体調不良とか熱があるって言えば簡単に出頭日とばせるんですか?」

 

保 「熱があったり体調不良だと言う場合は診断書を出してもらう。」

 

実際診断書出せっていうのは個人的には疑問かな。

 

絶対出さなければならないって言う言い方じゃなかった。

 

診断書出すのにお金かかるしね。

 

俺 「仕事で行けないって時はどうなるんですか?証明書出すんですか?」

 

保 「証明書を出してくれという事はない。」

 

俺 「集団処遇から個別に代えてもらう事出来ないですか?」

 

保 「時間的な余裕がないしそれは難しい。それを許したらみんなそうなっちゃう。今一部執行猶予制度で保護観察受ける人が多いからホント人手不足。」

 

俺 「俺の知人で変えてもらった人いますよ。覚せい剤使用者と一緒だとむしわいちゃうといったら変えてくれたと。」

 

保 「う~ん。」

 

俺 「今までどんな理由の人が個別になった事あるんですか?」

 

保 「本人が自分は売人で顔知れて知り合いばかりだから個別にしてくれと言われて、個別にしたって事はある。」

 

前刑で覚せい剤の営利で一部執行猶予がついた人1人いて、弁護士もびっくりしてたって言ってた。

 

あんまり覚せい剤の営利目的所持の人と会った事ないから分からないんだけど、営利の人はあまり一部執行猶予がつかないんじゃないかと思う。

 

俺 「覚せい剤営利目的所持の人も仮釈放もらえるんですか?」

 

保 「普通にもらえると思うよ。」

 

最後の質問に関しては昔更生保護委員会の委員面接のとき単純所持と営利目的所持では違うとはっきり言ってた。

 

あと一部執行猶予でも保護観察期間が2年と3年では違うと。

 

3年ある方が仮釈放は少ないと言ってた。

 

どうせ出所しても2年もしくは3年保護観察がついているんだから本来は仮釈放で出す必要はないんだけど、それではかわいそうだと言う事で仮釈放を与えるような事言ってた。

 


甲府刑務所写真撮った帰り。