会社帰りに映画「カラオケ行こ!」を観てきました。和山やま先生の原作漫画は履修済で、綾野剛なら間違いないだろうけど狂児のビジュアルにはあんまり寄せなかったんだね・・・なんて思ってたらもうめちゃくちゃ狂児だったね。人たらしぶりがすごかった。聡実くんが自分の声質に合いそうな曲を選んでくれたときに、メモじゃなくてずっと聡実くんのお顔を見てるのが最高でした。聡実くんはとにかく可愛かった。何から何まで可愛かった。カラオケボックスでヤクザに囲まれたときに狂児の腕にしがみついてるのが可愛かった。あんな怖い思いはもう嫌だけど狂児さんだけなら、というシーンは原作とはちょっと違うのだけど、あそこの「カラオケ行こ!」もまた可愛かった。変声期を迎えて、貴重なボーイソプラノの最後をヤクザのために燃やし尽くすことになるスナックのシーンも最高によかったです。「紅」の英語パートを関西弁に翻訳してみてしみじみ歌詞を噛みしめるという映画オリジナルの要素がここで効いてくるのが面白かった。でも原作の「はわわ・・・令和のトシや・・・」も大好きなんだよ。母が父のお茶碗に自分の焼鮭の皮を剥いで入れてあげる様子を見て、聡実くんが「愛は与えるもの」という言葉を噛みしめるくだりも好きだったなぁ。後輩の和田くんがちょっとめんどくさい子になってて、卒業する聡実くんとツーショットが撮りたかったのにみんな集まってきちゃって集合写真になるくだりが不憫でよかった。出生届に煙草の灰を落として書き直した狂児の祖父を演じるのが加藤雅也さんで悶絶しました。何ていうか、血筋を感じたよね・・・。そして橋本じゅんさんの演じるヤクザの怪盗少女最高でした。フルバージョンで見せてください。もう一回くらい映画館で観たいぞー!!!

 

・ピスタチオホリック、濃厚で美味。飲み物コーヒーにして正解だった。