劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人 極』@IHIステージアラウンド東京を観て来ました。やっぱり天海祐希さんにも出てほしいなぁ、男装して捨之介をやったら素敵なのに・・・なんて話してたら、ファンの妄想のはるか斜め上を行くまさかの新作!これまでの極楽太夫とはがらっと雰囲気が変わって、信長を撃った女を演じる天海さんの凛々しくも艶やかなお姿には終始うっとりさせられました。古田さん演じる信長と天魔王は人たらしっぷりが魅力的で、『太ったバンコラン』だなんてもう二度と言いませんって思った。今回は蘭兵衛が出ない代わりに、無界の里を治めているのは竜星涼くん演じる若衆太夫の夢三郎。キョウリュウレッドとはがらりと雰囲気が変わって、華やかな衣装で艶然と微笑む様子の美しかったこと!福士誠治くん演じる兵庫は彼の男気に惚れて義兄弟の契りを交わしたという設定だったので、夢三郎の正体が天魔王が情報収集のために送り込んだ隠し子・夢虎だと明かされるくだりは衝撃でした。無界の里の襲撃シーンで荒武者隊が必死に立ち上がろうとするシーンでは、大好きな兵庫が裏切られたことに対する悔しさがひしひしと伝わって来て泣けた。清水くるみちゃんは気が強いのに健気で賢そうで、沙霧のイメージぴったりでした。いかにもお城作ってそうだった!

 

三宅弘城さんの顔と名前を覚えたきっかけがアオドクロだったので、みんな大好きなカンテツ役で登場してくれて嬉しかったー!『東横線のタナカ』とかもうアオドクロ観てない人は何のことだかさっぱりですよ。極楽太夫がスナイパーという設定に合わせて贋鉄斎も鉄砲鍛冶になったのに、その弟子のカンテツは手当たり次第とっきんとっきんに研いじゃうというのがおバカでよかった。銃の引き金まで研いじゃうとかどんな危険人物だよ。贋鉄斎はカンテツのせいで死んでるのに、『まさか、髑髏党に?』と極楽太夫に聞かれて思わず頷いてしまうくだりがたまらんでした。百人斬りシーンの『俺が研ぐ!』が健気でまた可愛かったんだ。アオドクロでもカンテツに食べられてしまった伝書鳩のぽっぽちゃん、今回は助かるかなと思ったらやっぱり焼き鳥にされてて哀れでした。花鳥風月の髑髏城シリーズには出てなくてさみしかったのですが、アクション監督の川原正嗣さんがここに来てまさかの新しい役で登場!家康の命じられて極楽太夫を守る、忍びの清十郎さんが素敵過ぎてもう死ぬかと思いました。中島かずきさんは今回兵庫の恋を成就させる気なんてないんでしょうと思ってしまうくらいおいしいポジションだったなぁ。今回は髑髏城の『ほぼ』七人なのかなと思ってたら、清十郎さんが合流して七人揃ったときの感動といったら!贋鉄斎も狸穴二郎衛門も演じた梶原善さんも、最後の最後に兄さ役で再登場するとは思いませんでした。汚しまくったどん百姓ルックでもチャーミングだよ善さん。今回は髑髏党幹部に歌の上手いひとがいるなと思って検索してみたら、アナ雪でクリストフを演じていた原慎一郎さん!髑髏党ミュージカルのシーンでは腹筋崩壊しました。すっごいくだらない歌詞なのにあの壮麗さはどういうことなんだ。ラストシーンで七人が散り散りになるのではなく、太夫と一緒に新たな生き方を探していこうとなったのが印象的でした。主人公が女性だからというよりは、演じてる天海さんのお人柄なのかなーという感じがしました。

 

ステージアラウンド、次はメタルマクベスのdisc1です!橋本さとしさん楽しみすぎる!