冬の空に



新しい季節に向けて、日の光をその身に受け止める.


柔らかな冬の空の光は、冷たい風を細長い雲に換える.



冬は優しい光景をその冷たさの中に内包している.


君と・・・



いつもそばにいるよ.


たとえ道を外れても僕らは一緒だ.


どこまででも君と一緒にいるよ.


君が僕を必要としてくれる限り.



ずっとそばにいるよ.


逢魔が刻


日が暮れて、人通りが絶えた国道で.


涙を流す鬼に出会う.



長く美しい髪を、冷たい風に揺らす般若は


恐ろしげな顔なのに、泣いている.



透明なその涙は誰のために流すのだろう.



不遇な己のためか、愛しいあの人のためか.