2024年1月1日。能登半島の大地震。
この時、私達は福島市の実家にいました。
実家は築年数40年超の木造２階建。
もともと福島県は、地震が多い地域ですが、
東日本大震災でダメージを受け、その後も震度6や震度5を何度も経験している家です。
茶の間に家族が揃っていたのですが、
揺れ初め、私はかなり慌てました。
傷んだ家には、身を守る場所が無い。
学校や職場の防災訓練は、
茶の間では役立たない。
くるみとモカを、コタツの下に避難。
それが精一杯。
東日本大震災のとき、
茶の間にいた父が、避難通路の確保のために窓を開けました。
私は、窓を開けるのを躊躇しました。
咄嗟の判断が運命を決めるのに、
何やってんだ私は。
