昨日は霧島に行きました



まずは、桜島を対岸の磯側からパシャリ📷

台風一過で澄んだ青空、さらには噴火、噴煙も

ないので綺麗に見えます

ここは鹿児島市北部、桜島はこの角度からは右が

下がって見えます

鹿児島市南側から望むと綺麗な台形になります

私はそちらの方からの桜島が好きです



次に、石橋公園へ、、、

この方が鹿児島の石橋群を作った『岩永三五郎』

この方やお弟子さん方は全国に190の石橋を 

架けた名工です

江戸城(皇居)の橋もこの方の甥の仕事です



因みに、鹿児島には石橋が幾つかありました

私の実家近くにも眼鏡橋と呼ばれた石橋が

何ヶ所かあります(ありました)

今はほとんどがなくなってしまいましたが、、、

もしかしたら、この方が関係していたのかも

知れません



小さな橋は近年の治水工事で知らない間

いつの間にか撤去されましたが

鹿児島市中心部を流れる甲突川の大きな三石橋は

この石橋公園に移設保存されています


保存のきっかけは、今から30年ほど前の水害です


平成5年8月6日の大雨、地元では8.6水害と

言われていますが、この水害で大切な五石橋の

うち『武之橋』と『新上橋』の2つが流失して

しまいました


周辺の近代化で雨水が一気に川に流れ込む様に

なり、江戸時代に架けられた橋は水量の増した 

川で耐えられずに崩れて無くなってしまいました


その後、残った3つの石橋を失わないようにと

この地に移設され、公園として整備されました


今では、作られた当時の姿に戻されて保存されて

いますが、

以前は上面はアスファルトで舗装され、自動車も

通行していた位、日常に使われていた橋でした



まずは、西田橋、立派な佇まいの石橋です
こちらは薩摩藩の参勤交代にも使われていたので
欄干など豪華な造りになっています 
それぞれの小さな石がアーチ状に組み上げられて
バランスし、自身の重さで互いをロック、強固な
石橋を形成しています、昔なのに凄い技術です





次は、高麗橋、こちらも4連で威風堂々としています



最後は、玉江橋、こちらは少し小さな橋です



これらの石橋群は30年位前までは生活道として

普通に人、車が渡っていた橋でした

今は保存展示用で、橋としての機能はさせて

いないのでこれからは永久的に残っていきます



この石橋公園はできてから随分経っていますが

地元すぎて、わざわざ行ったことはなく

初めて行ってみました

たまには、近くの散策もよいですね