半ば私の強制で・・・母と二人で1泊旅行に行った。
天気予報では雨。けれど、根拠もなく晴れると信じていた。私は晴れ女だから?
朝一番に病院に寄って点滴をしてもらい、高速に乗って片道2時間の目的地へ向かった。
お昼ご飯は、母がいなり寿司を作ってくれたので(これも半ば強制・・・)途中のサービスエリアで食べた。この時点で、天気は予報を覆して晴れ。天気予報を信じて長袖を着てきた母は暑い暑いと文句を言う。
母と二人で長距離ドライブをするのは何年ぶりだろう。久しぶりの長距離だし、天気は予想以上にいいし、体調もイマイチだし・・・・と3拍子揃って、道中は文句を言われっぱなし。宿泊先に15時チェックインの予定だったけれど、母の苦情がひどいので1時間早くしてもらって14時にホテルへ。
今回予約したのは、日帰り温泉が大人気の宿泊施設。温泉と言っても、最近湯船に入るのを嫌がるようになった母にはあまりうれしくない。まして、この1年で20キロほど急激に痩せたために、たるんでしまった皮や肉がひどいから、大浴場なんてもってのほか。
それでも・・・入りたいと言ったときのためにと、温泉露天風呂付きの客室を予約していた。
着いて最初に言った文句が「ベッドじゃないの?!」
立ち上がったり寝転んだり・・・が辛くなっているから、ベッドのほうが楽だろうとは思っていた。でも、露天風呂が付いてるお部屋でベッドとなると・・・高級旅館の特別室とかしかなかった。。。
予算と、移動距離と、最低条件を考えると、ベッドは諦めて布団になったのだ。
温泉に入りたいって思うかもしれない。それが最優先に思ってた。
夕食も朝食もお部屋食で頼んでいた。
思ってた以上に豪華な食事で、もちろん母には量が多すぎるのだけれど、でも見て楽しめた様子だった。いつもより、たくさん食べてくれた。
夕食前には、施設内にある足湯へ行った。この足湯にはドクターフィッシュという小さな淡水魚が泳いでいて、足の角質をついばんでくれる。私も初体験だったけれど、母はこれがかなり楽しかったようで、やっと笑ってくれた。
夜は慣れない布団や枕で、あまり眠れなかったようだった。やっぱりベッドにしたほうがよかったかな。。。
結局温泉には入らずじまい、足だけ入ってみたものの、熱いといってすぐに出てしまった。
それほど熱くないお湯だったのに・・・・最近ひどくなってきた足のむくみのせいだろうか。
もったいないので、母が寝てる間に、私が何度となく入浴して堪能。いいお湯でした。
翌日も天気予報を蹴散らしてよい天気に。
前から行きたがっていた動物園に行った。貸し出しの車椅子に乗せて、広い園内をがんばって押した私。本当は、私の体力を考えると全部見るのは無理だろうと、見たいものだけ見て帰ろうと考えていた。けれど・・・あんなに乗り気じゃなかった母が、文句ばっかり言いながらついてきた母が、自分の携帯電話を取り出して写真を撮ろうとしたのをみて・・・・うれしくて、泣きそうになった。そして、園内の施設をくまなく回った。
昼まで遊んで、帰路へ。
家に着いたのは15時くらい。ほっとした母よりも私のほうがクタクタで、いつの間にか眠ってしまった。母に起こされると、もう20時・・・・!晩御飯のしたく!と思ったら、母が魚を焼いて、味噌汁を作ってくれていた。
文句ばっかり言われた旅行だったけれど、それでも行ってよかったと思う。
文句も、思い出のひとつ・・・きっとそう思うときがくるだろう。
翌日は、先日のMRIの結果を聞きに病院へ。
旅行の疲れが取れない母は病院で待っている間も座っていられないほどで、お願いして点滴室で休ませてもらった。
その間に順番を呼ばれ、私だけ主治医から結果を聞くことにした。
「まだはっきりと決まってないんだけど・・・・
脳への転移の可能性があります」
最近続いてる熱の原因も、数日前からひどくなった両足のむくみも、首の痛みも、原因を調べる必要がある。だからここで入院して状態をしっかり把握しましょう、という話を進めた。
帰り道で母が聞く。「で、結果はどうだったの?」
「転移してる可能性あるって。もう、入院して調べないとだめだね」
「そうか・・・・・・」
やっぱり辞めないといけないんだ、と決心をしたのがわかった。
寂しそうで、せつなそうで、見ているのがつらかった。
入院して対処方法がわかれば、今より楽になるかもしれない。
楽になったらまた、ふたりでどこかに、行こう。

天気予報では雨。けれど、根拠もなく晴れると信じていた。私は晴れ女だから?
朝一番に病院に寄って点滴をしてもらい、高速に乗って片道2時間の目的地へ向かった。
お昼ご飯は、母がいなり寿司を作ってくれたので(これも半ば強制・・・)途中のサービスエリアで食べた。この時点で、天気は予報を覆して晴れ。天気予報を信じて長袖を着てきた母は暑い暑いと文句を言う。
母と二人で長距離ドライブをするのは何年ぶりだろう。久しぶりの長距離だし、天気は予想以上にいいし、体調もイマイチだし・・・・と3拍子揃って、道中は文句を言われっぱなし。宿泊先に15時チェックインの予定だったけれど、母の苦情がひどいので1時間早くしてもらって14時にホテルへ。
今回予約したのは、日帰り温泉が大人気の宿泊施設。温泉と言っても、最近湯船に入るのを嫌がるようになった母にはあまりうれしくない。まして、この1年で20キロほど急激に痩せたために、たるんでしまった皮や肉がひどいから、大浴場なんてもってのほか。
それでも・・・入りたいと言ったときのためにと、温泉露天風呂付きの客室を予約していた。
着いて最初に言った文句が「ベッドじゃないの?!」
立ち上がったり寝転んだり・・・が辛くなっているから、ベッドのほうが楽だろうとは思っていた。でも、露天風呂が付いてるお部屋でベッドとなると・・・高級旅館の特別室とかしかなかった。。。
予算と、移動距離と、最低条件を考えると、ベッドは諦めて布団になったのだ。
温泉に入りたいって思うかもしれない。それが最優先に思ってた。
夕食も朝食もお部屋食で頼んでいた。
思ってた以上に豪華な食事で、もちろん母には量が多すぎるのだけれど、でも見て楽しめた様子だった。いつもより、たくさん食べてくれた。
夕食前には、施設内にある足湯へ行った。この足湯にはドクターフィッシュという小さな淡水魚が泳いでいて、足の角質をついばんでくれる。私も初体験だったけれど、母はこれがかなり楽しかったようで、やっと笑ってくれた。
夜は慣れない布団や枕で、あまり眠れなかったようだった。やっぱりベッドにしたほうがよかったかな。。。
結局温泉には入らずじまい、足だけ入ってみたものの、熱いといってすぐに出てしまった。
それほど熱くないお湯だったのに・・・・最近ひどくなってきた足のむくみのせいだろうか。
もったいないので、母が寝てる間に、私が何度となく入浴して堪能。いいお湯でした。
翌日も天気予報を蹴散らしてよい天気に。
前から行きたがっていた動物園に行った。貸し出しの車椅子に乗せて、広い園内をがんばって押した私。本当は、私の体力を考えると全部見るのは無理だろうと、見たいものだけ見て帰ろうと考えていた。けれど・・・あんなに乗り気じゃなかった母が、文句ばっかり言いながらついてきた母が、自分の携帯電話を取り出して写真を撮ろうとしたのをみて・・・・うれしくて、泣きそうになった。そして、園内の施設をくまなく回った。
昼まで遊んで、帰路へ。
家に着いたのは15時くらい。ほっとした母よりも私のほうがクタクタで、いつの間にか眠ってしまった。母に起こされると、もう20時・・・・!晩御飯のしたく!と思ったら、母が魚を焼いて、味噌汁を作ってくれていた。
文句ばっかり言われた旅行だったけれど、それでも行ってよかったと思う。
文句も、思い出のひとつ・・・きっとそう思うときがくるだろう。
翌日は、先日のMRIの結果を聞きに病院へ。
旅行の疲れが取れない母は病院で待っている間も座っていられないほどで、お願いして点滴室で休ませてもらった。
その間に順番を呼ばれ、私だけ主治医から結果を聞くことにした。
「まだはっきりと決まってないんだけど・・・・
脳への転移の可能性があります」
最近続いてる熱の原因も、数日前からひどくなった両足のむくみも、首の痛みも、原因を調べる必要がある。だからここで入院して状態をしっかり把握しましょう、という話を進めた。
帰り道で母が聞く。「で、結果はどうだったの?」
「転移してる可能性あるって。もう、入院して調べないとだめだね」
「そうか・・・・・・」
やっぱり辞めないといけないんだ、と決心をしたのがわかった。
寂しそうで、せつなそうで、見ているのがつらかった。
入院して対処方法がわかれば、今より楽になるかもしれない。
楽になったらまた、ふたりでどこかに、行こう。
