はい、今日は待ちに待った
エレメンタルジグの曲コメンとの公開となりました
http://www.konami.jp/bemani/popn/music20/mc/15/14_02.html
これによりゼクトバッハ叙事詩の欠番となっていた第7章が
sealerであり 『ア・ミリアとミリアの民』という
叙事詩があると分かりました
ゼクトバッハ叙事詩はいよいよ終盤へ向かってゆく――。
とあるので、第八章とはいかになっていくのかどうか
ワクワクしつつも寂しくなってしまいますね
TO・・・じゃない、Zektbach殿は楽しみにしております
ちなみにwandering tribesとは流浪の民の英語訳となります
曲の解禁についてはこちらを参考にしてくださいませ
http://ameblo.jp/na2sif6/entry-11236899483.html
さて、さっそく考察に参りたいと思います
例のごとくべらぼうに長くなってしまったので、
時間をとって読んでくださいませ
まず時間列についてです
ミリアの切り札ことアミリアに対して
サーシャがアギオナのリュドミールに脅されているシーンが
アンネのドラマCDにあるので
少なくともアンネースがファラリエンを燃やして島を出た
736年の5月にはまだ眠っていると思われます
そして、ミリアの民が加勢したテトロア海戦で
アミリアがノクスに対峙しているで
739年の7月にはアミリアが起きたということになります
もっと絞り込むならば、ノヴァリアの立ち上げが739年の1月でして
そこに曖昧ながらミリアの民が加わる流れが
ノクマタのドラマCDにあるので
この時にはすでに起きている可能性が高いです
さらに、リュドミールの演説が2年前に起きてたことを
サーシャの御供にいたミリアの民が言ってましたので
738年の5月には起きていたという仮説も立てれます
次に、アミリアが発見された時間につて
ミリアが起きた時間をテトロア海戦があった739年と仮定して
その600年前には何が起こっていると見ると
大雑把に見て139年前後となります
何が起こったかと見ると
143年にクカルがトゥーリに上がって
マルクトをかっさらっていった時期になります
しかし、楽譜のSealerのコメントには
星の力はマルクトを通して思わぬ場所にもその痕跡を残していた。
星から与えられし特別な力を持ったものの存在。
世が乱れ混沌を極めようとしているとき、
その存在は遂に立ちあがり長い旅がはじまるのだ。
とあるので、マルクトがトゥーリに普通に生活していた
以前とは考えられません
よって、アミリアが見つけたのは
マシノワに連れてきた以降の話と考えたの方が
すっきり行くと思います
次に叙事詩の内容から
まずイゼルニアについての話
ガルキア大陸の北東にある山です
ちょうど空船の遺跡とアゼルガットの間にあり
そこに至るまでの壁のごとく存在しています
イゼルニアの山の裾野では大地の恵みをもたらす
クエイド鉱山があります
また、イゼルニア山脈の中にあるニムシュ山には
伝書鳩オスティヌスの実家があったりもします
ニムシュ山には鳥の宝庫で、だそうです
さて、ニョアの手記83にはこんなことが書かれています
イゼルニアに入るにはラタキア砂漠側から行くか
ローラリア高原からオーコアナ高地に入りいくつかの山を越すしかない。
どちらも非常に厳しい旅である。
この地理の悪さからクエイド鉱山内部から
イゼルニアの入口まで坑道を作ろうと
アゼルガット、ノイグラード両国が過去何度も挑戦したが
いずれも失敗に終わっている。
クエイド鉱山の男達の話によると
ある程度掘り進むと非常に固い壁にぶつかり、
そこを迂回して掘り進めても必ずその壁が現れるそうである。
まるでイゼルニア山脈一体が
壁のようなものに囲まれてるみたいである。
イゼルニア山脈には霧隠れの里の伝説もあるので、
やはり神秘的な場所と見ていいだろう。
と語っており、イゼルニアの入り口に行くまで
とても困難であることが示唆されています
ちなみに、ニョアの手記92で、
イゼルニアに抜けていく答えがありますので
もし知りたい方がありましたらこちらへどうぞ
クエイド鉱山は実は鉱物で出来た巨人だ!(ニョアの手記53)
とかオカルトチックな話が出るまで様々話があります
次にアムリナについての考察
アムリナという名はここから見れます
EPIC Prologue 「ORIGO」より
遙か昔この星の生きとし生けるものは
大きく8つの種族に分かれ、互いが干渉する事なく暮らしていた
大陸にはヒュミナ、ルフィナ、アムーリナ、ガデナが
南方の島にはミュリティアナとキュロティアナが
海にはマキュリナ、空にはクオナが
それぞれ独立した生態系を築いていた
と古代8種族に見られる名前に「アムーリナ」があります
アムリナの語源はフランス語で
「amour」と接尾語「ina」がついた単語と思います
「amour」とは「愛」を意味し
接尾語「ina」は「小さい、かわいい」という
意味を付け加える言葉なので
日本語に意訳すると「愛くるしいもの」という名の意味になります
アムリナはリスタチアの一つを持っていまして
紀元前250年頃長きに渡る種族戦争が終結、
古代種族はほとんどその姿を消してしまうまで
存在していたと考えられています
現在アムリナの画像というのはありません
強いてあげるならristacciaのこのシーンにて手の中の一つが
アムリナであると考えられます
個人的には、真ん中の小さな手の人が
アムリナであると考えています
また、アムリナの名は携帯サイトにあったチャコルの手記1には
私の名はチャコル
聖アムリナ猫騎士団を纏めている猫騎士だ
とチャコル自身、名乗ってますので
もしかしたらアムリナに関係があるのかもしれません
後記しますが、アムリナの従者の末裔であるナセム族には
カラカラ様という山猫の神様がいます(ニョアの手記16)
「山」猫と表記するあたりにイゼルニアの山が関連ありそうであり
アゼルガットのあちらこちらに
カラカラ様の像があったり(ニョアの手記72)
アゼルガットの国旗が山猫が描かれていたりと
(シャムシールDVD)
猫の関係性を匂わせています
極めつけに携帯サイトの鉱山にはこんなものがあります
忘却の峡谷産のねこむらの鈴が発掘されたようだ
[ ねこむらの鈴 ]
アリア・テ・ラリアのどこかにある
「ねこむら」に入る為の鈴
ニョアの手記56には「ねこむら」の噂があり
ニョアとは違う猫のグループの存在が示唆されています
さらに、
【ニョアの記録:イゼルニア山脈④】
また、霧隠れの里の近くには知恵を持つ
山猫が暮らす里も存在したと記されており、
これはナセム族が武神として崇めている
カラカラ様と関連があるかもしれない。 posted at 22:41:37
とニョアがツイッターでつぶやいていたりもします
もしかしたらアムリナは猫の姿をした古代種なのかもしれません
では次に、アムリナの従者の話です
イゼルニアの山中に人里離れた所に住んでいたとあります
イゼルニアには前に書いてあるように
人を近づけない自然現象や地中の壁があり
彼らがいかに人に触れないようになっていたかを思わせます
完全に隠れているわけでもなく
ニョアの手記48には霧隠れの里についての
ナセム族の伝承がありますので、
朧げには外に伝わっているようです
これに関連した楽曲は
The Epic of Zektbach -PIANO COLLECTION-の
village hidden in the mist アムリナの里という曲となってます
公式ページにもたまに流れてますので
聞いたことはあるのではないでしょうか?
彼らが何をやっていたかのかというのはニョアの手記53によると
アムリナの従者は優れた召喚術師だとあります
そこには「滅んだはずの古代種族、トゥーリに関係がある」ものを
頑張って召喚しようとしていたとあります
ニョアの手記48より
古の巫女時代のナセム族は自分達はもともと創造主達の従者であり
儀式で創造主達を呼ぶことができる
という考えがありました
今回の叙事詩にはア・ミリアが
「ミリア、ミリア」と言っているのがあります
また、マシノワのドラマCDにはマルクトをはじめ星の民が
「ミリア、ミリア」と呟いていたので
この召喚しようとしたのは星の民の関連性があると考えています
また儀式の方法はニョアの手記21より
主に踊りが用いられたようです
このことから、ダンスのアニメは
アミリアの召喚の流れを汲んでいる可能性があります
このことを総じますと
アムリナの従者は古代アムリナ種にいわれた封印者を
召喚と称して呼び起こそうとしたと考えられます
そして、今回新たに分かったことについてですが
ニョアの手記44には
アゼルガットを建国したナセム族は基本的に女性上位社会である。
それは巫女社会の名残りであろう。
(中略)
しかし、ナセムのルーツである巫女社会も
さらに時をさかのぼると別の意味合いを持っていたのだ。
ナセムと呼ばれるようになったのは
巫女ナシュムの末裔であるからにゃのだが…
ナシュムは実は掟を破りし破戒者なのである。
ナセム族の祖先は元々アムリナの従者と呼ばれ、
ある事を守る為に厳しい掟のもと
人里離れた場所に住んでいたのだ。
ナシュムもその村で巫女の候補として修行していたのだが、
ある時ノイグラード人の男と接触してしまったのだ
とあります
エレメンタルジグにあった叙事詩に
時は経ち、里の人間から外部の人間と接触し
里を出た破戒者が現れた。
破戒者という存在は集落の者達に暗い影を落とし
次第に大きな影響を与えていった。
の部分のところというのは
シャムシールをはじめとするナセム族のご先祖様
女子巫女のナシュムのことです
その混乱についてはニョアの手記55に暗に書かれています
ある厳しい規律を守り続ける、
社会から孤立した位置にある閉鎖された村において
多くの村人の心の乱れを呼ぶ
1人の部外者を排除するのは犯罪なのであろうか?
それは村人にとってはノーにゃ。
村の規律を基準にすれば部外者の存在自体が犯罪なのだから。
このことによって
アムリナの従者内になんら大きな変化が生まれたのでしょう
アミリアがイゼルニアから外に出て、
アムリナの従者がミリアの民になった
大きな変化となるのです
言い換えると、ミリアの民とシャムシールなどのナセム族は
遠いところでアムリナの従者という血は繋がっているというわけ
もしかしたらシャムシールのダンスは
アミリアに共鳴するのかもしれません
今回はここまでです!!!
まだまだ書きたいことは山のようにあります
一気にフラグ回収にかかってきたきましたね
ここでアムリナの従者とイゼルニアの話、そしてシャムのご先祖様
以前書いたものをここで一つにつながっていました!!!
書いている途中で気が付いて興奮しまくっておりましたwww
こうも鮮やかに繋ぐとまさにあっぱれ!と言いたくなります
これだからゼクトバッハ叙事詩はやめられません
ちなみにニョアの手記21が書かれた日付が2008年の11月26日
実に3年半前のフラグ回収ですw
もしかしたらそれ以前にZektbach殿の頭の中にあったのかもしれません
それはそれですごいことになりますね