蛇神ムービー考察 その1 | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

はい、本日稼働ということで、
待ちに待った人多いのではないでしょうか?

蛇神のムービーは既にマシノワのDVDについていまして
手に入れた人にとっては今更感がしていたりもします
(動画は探せば直ぐに見つかるのはここだけの話・・・)
しかし、ゼクトバッハ叙事詩のムービーを数々手掛けるMAYA氏によって
あちらこちらに謎を含ませていたのも事実

ならば、拾うっきゃ無い!!!



この考察はあくまでも一例です
ゼクトバッハ叙事詩は考えるのを楽しむ一面もあるので
正しいとか間違ってるとかはありませんので
その事だけは念頭において頂きたく思います

また、今回は予め出ていたこともあってか
要所要所で考察をした所があります
リンクを載せましたのでご参考下さい

→は関連してそうなことがら、その参照先です





蛇神のタイトル
→DVDにはついていないもの
見るには実際にやってるものを見るしかない

紐が揺らいでいる
→超弦理論の一部か?
物事を限りなく細かくみていくと
単なる点ではなくて繋がっていたりする紐であるという考え


普段隠している右目のどアップ
瞳は蛇の目
→目の模様は「虫」の漢字っぽく見える
元々「虫」という字はマムシを表していた


燃える背景と黒いうねうねしたものについて
→ギジリが術を使ったシーンと似ている
ポップンのダンスオジャマとか

ギジリの術は「因縁調伏」というもので
背中に飼う蛇の使役や呪術を用いていたと言われている。
ギジリの術はずば抜けて強力であり、
その力で多くの者が屈服していった
なお、カガチジンの他にこの術を使うものはサザラギ機関にいたそうな
(イドの封印もこの流れを組む)

ニョアの手記58、62、86


→元ネタは高知県の物部村に伝わっている
「いざなぎ流」という民間信仰の中の術の一つ
主に人にかけられた呪いをその呪いにかけた相手に移し、かけ直す術のこと



ギジリの後ろ髪について
→MAYAさんのツイッターより(maya_takamura)

09/08 19:15
ギジリの後ろ髪ですか?パッツンですよ。若干かりあげですよ。ギジリ描くの楽しいですよ。

2011.09.08 19:26
カリアゲ調べたら、ちょっと言い過ぎに気がついた。あんなに毛なくないです。でも短いです。うなじがキレイなくらいきちんと切りそろえてあるくらいでお願いします。2、3cmくらい…
ギジリの後ろ髪、蛇神のムービーで描かなかったっけ…。くるりんぱしたことないんだっけ…?や
2011.09.08 19:36
ギジリの前髪ですか?左右の飾りのついた束は前下がりで、真ん中の束だけ右目に流れるようにシャキーンです。
そっか、ギジリはあんまり描いてないですもんね。でもギジリ愛されてますね。よかった。

2011.09.08 19:40
いつか図解できたらいいですね。私もお星様にお祈りしとこ。文字で説明するの難しいもん。


というわけでくるりんぱにちゃんとありました
(DVDなら00:17付近参照)

髪型については丁髷(ちょんまげ)ではなく
髻(もとどり)という髪型と思われます
「冠下の髻」(かんむりしたのもとどり)などなど
(髻に白い毛をつけてお洒落しているか?)

また、髪は「神」に通じ、魔力があるものとされていました


ギジリの衣装について
→シノワと呼ばれているものの一種
独特の素材と染色方法を用い、独特な紋様を施しているのが特徴で
マシノワにしか見られないものである
しかしノクマタがいる頃(600年後ぐらい)では
シノワを作る素材や染色技術が失われており
服が完全な形で残っているものは数少ないです
(ニョアの手記57)

→ギジリの服は高い位の者が着る貴族装束を彼なりにあれんじしたもの
(ニョアの手記63)

左前にしているのが特徴
(左前とは左側の着物の生地が内側に重なるように着た状態のこと)
→左前(左衽)の考察についてはこちら
http://ameblo.jp/na2sif6/entry-10864762906.html
この考察の他にも「左前は動き辛い着方ではあるが
高貴な人は労働的な動きは必要がなかったため、
左前でも支障がなかった」
という説もあります

沖縄衣装の関連性についての考察はこちらから
http://ameblo.jp/na2sif6/entry-10938670816.html


燃えている刀について
→霊炎刀アメノホアカリ
マシノワ蒼刀(いわゆる日本刀)の最高峰の一本
刀身は常に薄い炎に包まれている
ギジリが持っているのはミフシ山山頂にある特殊な金属アポイタカラと
空船の遺跡からの発掘物の合成して作ったもの
(ニョアの手記42)

マシノワの特典についていた赤本によると
カガチジンの祖先がエンカムイに移り住んだ頃
カガチジンの始祖となるソニギが
先祖代々伝わる紅蓮輝石(リスタチア)を刀に入れていたそうな

200年経った後、古代8種族の内のガテナが
刀を狙ってカガチジンを襲来すれ事件が発生
その代の長クニギは敵を引き付ける為に
刀を抱えてユナグニ島付近の海に沈んでいきました
(ちなみに沈んだ場所はトゥーリとエジーク大陸の間の海域)

アメノホアカリについての考察はこちら
http://ameblo.jp/na2sif6/day-20110508.html



カガチの絵巻物について
→左から右流れているから縦読みの記載の可能性が高い
表題は「蛇神的歴史説」
文字は流れるように繋がっているので
漢字を崩したもの(草書体)と思われる
(1番最後文は知(ち)を崩した仮名文字)
よって解読は出来る・・・はずw


巨大な開くものと山の中の光るなにか
→前者はユナグニ島に沈んだ遺跡、後者はミフシ山の可能性あり
特に前者はリスタチアが見つかった空舟の遺跡と外見が良く似ている
点がある丸はリスタチアの輝きか?


大空にたくさんの丸くがあり
その下にひざまつく人々に光が降り注ぐシーン
→「あやしきもの、奇し光(リスタチアの光か?)を浴び」という所
ニョアの手記18
上段はルエリシアがいた六角型の床や壁か?


真ん中に目があるシーン
背中から出る線がある人々とそうでない人々がいる
→真ん中の目は蛇神の力を解放した証か
ギジリの右目と同じ紋様がある

猫目→十字に文様→下にうにゅと伸びる
これは覚醒の流れか?
右目だけではなく、左目も書かれている
→左目も何等かの覚醒する可能性あり

背中の線は蛇の姿
カガチジンは生まれながらにして背中に蛇を痣を持ち
そこには蛇を飼っていたと言われている
力を覚醒した人々を表している

三つの草はヤマチジンの家門

→おそらくヤマチジンが山から下りてきてカガチジンと出くわしたシーン

元々はヤマジジンとカガチジンは同じヒュミナ種ではあったものの
ミフシ山の大噴火で700年間隔てられていました
ヤマジジンは山の麓に住み、
カガチジンは平野に別れて交わることのなくいたのです

ある時、ヤマジジンの集落が大不作に見舞われ、飢餓に陥った時
「蛇人のケガレをキヨメずして実りはならず」と
叫び回る者が突然現れました
驚いた村人はオミフシサマが降臨し、憑依したに違いないと思いました
つまり、巫女の預言を授かったわけ

山を下りたヤマチジンは蛇のような痣を持つ人々を見つけました
この瞬間ヤマジジンの社会の中で彼らはケガレと烙印を押されてしまいます

事情を何も知らない温厚なカガチジン達は
突然襲ってくるヤマジジンに為す術も無く、
ただ従うしか生きる術はなかった
ヤマジジンからすれば自らの生きる術を遂行する為に
強引にカガチジンを奴隷とさせました

これがマシノワの始まりです
ニョアの手記56、86

川を挟んで左側に蛇の紋様がある人々
右側には草3つ生えてる人々
→川を挟んでいるのは境界線を定める為
神社では俗世間と神の世界を隔てるものとして置かれている
また、左は位が低い人、右は位が高い人という意味もある

マシノワが出来た頃には既に差別化が計られていた


線が出てる人と出てない人がいる
→カガチジンの術の衰え
駆逐されていく中で不必要となり伝承されていかなくなったと思われる


線が無い人々
→このころには術も無くなってしまっていた


背中を出す大人ギジリと子供ギジリ
→ギジリがカガチジンであるという証
それが大人になろうと今でも続いているということ
マシノワの世界で背中の痣は奴隷階級なので
滅多に見せないシーンでもある
(脱いだらすご・・・い?)





・・・というわけで、今回はここまで、
全体的にギジリの印象付けとカガチジンの歴史がこの部分だと思います

こちらのギジリは背中を見せてますね
ポップンのギジリの動作は全く後ろを向いて下りませんでした
ギジリの背中越しにみせる寂しさはなんでしょうか?
恨みつらみとはまた質の違う負の感情を滲ませていると思いました

後絵巻物の解読、草書体全くわからん\(^o^)/
送り仮名に変体仮名が混じってるみたいで
「の」と思ってたら「可」という字を崩してたというのがありました(^^;)点が加わるだけでどえらい違いです

草書で書かれた古文書を解読してる方募集中です
知恵を借してくださいm(__)m