はい、今日は特別図書の考察入ります
有料ですのでホイホイと出すのはアレですんで
時間がある程度たったものから上げます
(目安として3ヶ月以上たったもの)
注意
これはZektbach公式携帯サイト有料の特別図書
アリア・テ・ラリア史について書かれたものです
ネタバレNGの方や考察に嫌悪感がある方は御引取願います
・・・宜しいですか?
では参ります
今回はシャムシールの半生を年表で追ってみたいと思います
ノイグラードとの戦争の動向と合わせてます
メリウス暦(以下M.C.と略す)701年3月(0歳)
アムスでシャムシールが生まれる
父は武家のシャルダイル
母はナセム族始祖のナシュム直系の踊り子ナシュム
名門中の名門、超エリートの貴族で
所謂箱入り娘として生まれる
物心つく頃(3~6歳)から
父と母から武術と舞踊を学ぶ
本当は他の子と同じように遊びたかったらしい
M.C.716年7月(15歳)
この頃には既に武術と舞踊をミックスした独自の剣舞術を確立していた
シャムシールはシャルダイルから将軍となるも
盗賊から聞いたコラーダを探しにアッシア砂洞へいく
この件は誰も知らず、公には軍から姿を消して行方知れずとなっていた
(この頃からノイグラード王国でアギオナ機関が暗躍し始める)
M.C.717年6月(16歳) ノイグラード王国がアゼルガットに突然侵攻する
(アギオナがノイグラード王ラインライトを操って引き起こさせる)
M.C.719年4月(18歳) ドロア要塞の戦い
ノイグラード王国軍騎士団長アドノエル(アドフークの父)がドロア要塞に侵攻する
この時にシャムシールは旅から戻り、
シャルダイルからドロア要塞の守備を任される
兵力は10分の1の所をシャムシールは自ら出て指揮をとる
(この姿は良くも悪くも兵士の名に映った)
これによりノイグラード軍は大半の軍を失う歴史的な大敗を期した
なお、この戦い後、老将メゼレルはシャムシールに忠義を誓う
これに乗じアゼルガット軍進軍
M.C.719年9月 オストリスタ川の戦いで勝ち
M.C.719年11月 アゼルガット軍が自由国家マドゥーラを占領
その後ローラリア丘陵にまで侵攻し
ノイグラード王国首都ノヴァリスタの目前まで押し寄せる
M.C.719年12月 ノイグラード王ラインライトを戦犯として処刑することと
(この部分はアギオナの暗躍が大きい)
ナセム族旧領地の引き渡しと自治権等を条件に停戦条約を結ぶ
これによりアゼルガットはノイグラードから完全に独立
ガルキア大陸の3分の2を国土とする
この間にシャムシールと戦った兵士達に変化が起こった
シャムシールの戦う姿がトラウマとなり
踊り子を見て発狂する人が現れた
これを聞いたアゼルガット女王は
過ぎたる力は国に混乱をもたらすと判断
シャムシールを処刑しようと暗躍し始める
M.C.720年7月(19歳) イスファハンの悪夢
シャムシールがイスファハンを壊滅させた事件
女王は踊りをしているシャムシールを頑丈に拿捕
その流れで公開処刑をしようとした
その時にシャムシールの目が赤く光り、コラーダを握りしめて
その場にいた人々全てをきりつけていった
これによりアゼルガット国の統制機関が崩壊
国民はノイグラード王国に亡命する
M.C.721年2月(20歳) ノイグラード王国が再び侵攻
これをもってアゼルガットは滅亡する
シャムシールが姿を消す
(その後、過ぎたる者を追い、倒す事を使命とした模様)
M.C.723年9月(22歳) リアンがリスタチアの謎を探すため空舟の遺跡に行った際
そこでシャムシールと出会い、倒される
と、辿れるまでではここまでです
リアンに出会ってからの動向は記されていません
アゼルガットの歴史を少し掘り下げていきますと
アムリナの従者と呼ばれる人が発祥と
アムリナの従者は神に仕えていて
彼らが使う秘術で神を召喚できると言われています
住んでいる閉鎖的な村のなか
ある日ノイグラード人が現れました
そこにナシュムという巫女が感化されてしまいます
このことでナシュムはアムリナの従者から破門されまして
村から出てきました
この巫女がナセム族の始まりです
「女の巫女を守る為に男がいる」という世界があるのはここに起因しています
文献でアゼルガットが出てくるのはM.C.568年12月
暴君がナセム族への差別と圧政したために
ノイグラード王国の傭兵部隊長ラシードが蜂起した事件があります
この時にパナノーラを占領し、都市国家のアゼルガットを建国しました
その後はM.C.575年11月 アゼルガット軍がクエイド鉱山を占領
これを利用してM.C.583年5月にクエイド鉱山の資源提供を条件に
ノイグラード王国がアゼルガットを
正当な連結国家として認めさせた経緯があるのです
ここから歴史上でアゼルガットがあったのは152年間と分かります
・・・今回はここまで
シャムシールの歴史辿ると
人が持った強大な力が良くも悪くも如実に顕れてますね
過ぎた力は何を意味するのでしょうか?
「能ある鷹は爪を隠す」という諺につきますね