氷晶華について冷えるのを出来る限り考えてみた | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

お待たせいたしました

お土産の研究の時間がやって参りました

この鉱物でかなりかけれてウハウハしているのでございますwww

ほんとうにね、書く意識そそるような者が無かったわけで

こんなにヒットするのは久方ぶりでございます


気合入りまくりのぶっ飛び話になるかと思いますが

よろしゅうおねがいします



今回取り上げるのは「氷晶華」という花

置くと部屋が自然と涼しくなる
解けない氷に包まれた不思議な花

・・・ということだそうです
ニョアの手記49では具体的に使用方法が書かれてますね
ニョアは蚊取り線香みたいに傍らに置いて寝るようですね
チャントール樹海に咲いている植物と鉱物が一体化したものだから
鉱物の特性があるようですね
たまにピカッと光るのはこの鉱物のという要素からだと思います

また、ニョアの手記79には
氷晶華が冷蔵庫になると書かれてますね
これは今の冷蔵庫のご先祖様の構造が
このアリア・テ・ラリアに発明されてることになるwww
二層になっている木の箱(内側はステンレスが張り付いてる)に
冷たい氷晶華(昔はどでかい氷の塊)を上の棚に入れて、
その下に保存するものを入れれば
立派な冷蔵庫になります



さて、気になるのは何故この花が冷たい氷に覆われているか?ですね
花が自然と冷たく、
しかも、冷蔵庫が機能するぐらいに長持ちしてる
こんな不思議な花は非常に興味深いですなぁ


まずはどんな気候から生えてるかから考えましょうかね
植物から気候を分類したものに
ケッペンの気候区分があります
草木の生えるかどうかとそこに生えているもので
土地の気候を分類したもの
これは気温と降水量だけで
土地の気候や風土が反映されやすい特徴があります
今でも重要視されてるものです

ニョアの手記21に書かれてる植生からして、万年雪と針葉樹林がある
つまり、亜寒帯(冷帯)がここの気候となります
(細かい事を言えばDfdか?)

主にシベリアのような土地がこの辺
針葉樹林はタイガがモチーフですね
日本で言うなれば北海道の山の中の気候です

余談ですが、この亜寒帯は南半球には存在してません
地理のテストで随分お世話になりましたwww
学生さん達はちょいと覚えていたほうが良いと思いますよ


ここから得られた情報から、
チャントール樹氷一帯は酸性が強く、痩せた土地のポドゾルで
栄養が取りにくい土壌
さらに針葉樹で太陽の日も遮られてしまう

この二つから草は非常に生えにくいと推測できますな


栄養が無いとなると
植物は下へ下へ根を伸ばす方法や
周りの茎や葉の部分から栄養をとる方法などを取ります

前者はたんぽぽがいい例
公園や畑の草むしりをしたらわかるかと思いますが
だいたいの草は浅い所に根を広く這っているのに対して
たんぽぽの根はずんずんと一点に奥深く生えています
(そして、抜き辛くて困るw)
表面では色んな種類の草が栄養の取り合いをしているので
たんぽぽはまだ誰も居なく栄養たっぷりの地下深くに陣取るわけ

後者は食虫植物のハエトリソウ
あれは砂漠地帯の砂地に生える草で
栄養の「え」の字も無い所
そこから虫を分解して栄養を取るように進化したのです
ちなみに、ハエトリソウのパクン!と閉じる動きは
一回一回のエネルギー消費が半端なく
パクパクさせまくると、簡単に枯れてしまいます
栄養が無い所を一所懸命にやっているのです


話はそれましたが、この2つが主に上げられますね
「氷晶華はチャントールの樹海に咲いている植物と鉱物が一体化したもの」
というこの一文が謎を解く鍵となってきます
この鉱物に含まれている成分が元の植物に影響しているというわけ

チャントール一帯に広がるポドゾルは
表面部分はすかすかですが
下の方には有機酸が貯まってます
(微生物が働かない低温と、分解しにくい針葉樹の葉
そして、水捌けがいいことがからんでいるらしい)
この誰も踏み込まない土地に溜まっている酸を

上手く適合すれば生き延びれる可能性があるわけ


で、金属を取り込むということは必ず害があるわけで
植物はそれを細胞に堆積させます

これがそのまま鉱物へとなっていくわけですね

その植物が枯れたとしても鉱物になっているので

そこの部分は残るというわけ

これをプラントオパールというそうです

なお、細胞が元になっているので10μmという物凄く小さなもので

本来ならば顕微鏡で見るものです
画像を見る限りこれが近くに固まっているという事は

何らかの変化があったと考えられています
つまり、ここに化学変化の疑いがあるわけですね

主にプラントオパールというのは珪酸が主となっています

珪酸とはどんな石にも入っている石の骨格みたいなもの

そこから地下から採取される有機酸が珪酸と反応して

何らかの影響を与えると考える事が出来ます


この纏わりつくという事でどんな事が与えるかと考えると
光合成に必要な光を取り込むことが出来るという事

幸いにも雪が降っている地域ですから

雪焼けを代表とする光の反射が強い事も予想される

この鉱物によって光が強めあったりして

光合成を高めているとかんがえられます

光合成の元であるクロロフィルは

主に赤色と青色の光によって

化学反応を起こしやすい事が分かっています

この氷晶華は青い光がさんさんと光っていますよね?

この光はこのためにあると思います


また、鉱物の珪酸が有るという事は

体が頑丈になるというわけですな

先ほど描いたプラントオパールも

イネ科の植物が体を支える為に取り込んでいるものです

さて、ここで一つ問題が出てくるわけですな

鉱物が同居している状況では

熱の上がりが早くなる可能性があるということ
光を強化しているということは

それだけ中にエネルギーを溜め込む事になる

つまり、冷却する必要性がある


ここからは推測の域ですが

珪酸の仲間でシリカゲルと呼ばれるものがあります

これはお菓子の袋に入っている

「たべられません」と書いた袋の中身ですね

それは水を吸って溜め込むという物です

で、水に水の触れると冷える硝酸アンモニウムが反応して

冷却しているのではないでしょうか?

なお、硝酸アンモニウムは植物の肥料として利用されているので

人為的に引き起こされている可能性も有りますね


また、周りの寒い空気に曝されているのを

何らかの保冷材みたいなものが溜め込んでいるとも考えられます



と、いうわけです
ぽかぁんとする人も多いぐらい熱を入れてみましたwww


要約すると

寒い、土地痩せてる、オワタ\(^o^)/

底の方に原料たっぷりあるし、

工夫して改良すればインザネ?

まとわりつかせて栄養取れるようにしたよ!

暑い!!!(被り物をしているから)


冷たいもので冷えるようにする


という考え方です

機構として成り立っているのと鉱物が密閉しているので

一度完成させれば長続きしているのではないかという考えです

(もちろん永久機関ではないけど)


なお、これは付け焼刃な部分が多いですので

その筋の方々には突っ込みどころ満載になっているかもしれません