ニョアの手記83の本の紹介 | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

はい、何だか最近のニョアの手記は

数フィーバーになっていますな

更新がない分、こっちはハラハラしちゃうw


で、今回は何をやりたいかといいますと

ニョアの手記83で紹介してあった本が

やっとこさ両方手に入って読めれたのでその紹介です



まずはニョアがガチで薦めた本についての紹介

フェルマーの最終定理・新潮社

http://www.shinchosha.co.jp/book/215971/
素数の音楽・新潮社

http://www.shinchosha.co.jp/book/590049/



前者はフェルマーの最終定理の本のお話

これはフェルマーというおっちゃんが

こんな事を本の切れ端に書いていました


n ≧ 3 である整数 n に対し、

x^n + y^n = z^n を満たす自然数の組 x, y, z は存在しない

私はこの命題の真について驚くべき証明を持っているが、

余白が狭すぎるのでここに書くことはできない


(^とは累乗の事、同じ数字相手xにn回掛けまくるという意味)


n=2の時は直角三角形でおなじみのピタゴラスの定理です

これが何故もう1回書ける回数増やしてしまったら

成り立たなくなるのか?!

数学者としては非常に興味深いお話ですwww



本の内容を例えていうのであれば、

ゼクトバッハ叙事詩にたった一文オマケで書き込んであった落書きがあって

後々にすさまじい謎が含まれているのがわかって

こいつをニョアの手記やら掲示板の書き込みやら見ながら

如何にファン達が解き合ったかという武勇伝・・・という感じw

(分かりづらいかな?)


この前途多難の350年間解けれない問題に

果敢に挑戦していった名もなき数学者達の戦いは

数学の知らない人が読んでも

非常に分かりやすいものになっています

これは数学者という生き物を知る上ではオススメですなw




もう一方の方は素数の音楽の方

主に素数の散らばり方に魅せられた人たちのお話


素数とは文字通り元になる数で

「1と自身の数しかで割り切れない数」という数ですね

2,3,5,7,11,13・・・と続きます

例えていうならば素数とは化学の原子のようなもの

こいつを使えればあらゆる数は生み出されるのです

(1001=7×11×13といった具合)


で、素数の現れ方には何か法則があるのではないかということに

数学者は考えていたわけですね

このときにリーマンという人が素数の逆数の和について研究して

あることを分かったわけです

・・・という流れかな



これは数学の式を省いたもので

素数の魅力を音楽に例えて心地よい本という印象

π(x)/(x/logx) (x→∞) とか

こんなの見るだけでクラクラする人はもってこいwww


後、Zektbachの世界観に大きく作用している人が多いのも特徴

リアンやΣ様は勿論の事

果てはルエリシアやリスタチアも絡んできますね

ゼクトバッハ叙事詩の根源を知りたい人は

こっちのほうがオススメです



というわけどちらの本も

Zektbachを知るにはいい本になっています

文字見ると寝ちまう人も一度手にとって見てはいかがでしょうか?



余談ですが83の数字に果敢にアタックしたところ

11+13+17+19+23という式を見つけ出せました

これでよかったぁ!と思っていたら

23+29+31となる二つ目が見つかったわけで・・・

83、なかなか侮れない数!!!