おおっ、ゆん殿の質問また採用されてるw
ちゃんと答えてるじゃん、Zektbach殿
うじうじしなくてスパーンと行動して良かったですなw
・・・でも、まだ病院のやつ答えてくれてない!!!(ノд<。)゜。
Zektbach殿のお口に合わなかったか?
誰かっ、誰か鳩の増援を!!!!!!
・・・さてと、これは大変興味深い文を語ったもんだな
まずはこの文の出所から
ゼクトバッハ叙事詩第4章第1節第2話から
文面は推敲されてますね
ノイグラード王の仕打ち&
ファラリエン上陸ばっさりカット
『』と、アンネースの生まれの描写が追加っと
まずはファラリエンの説明
ファラリエンとは元々は無人島
ノイグラード王国があるガルキア大陸とはかなり離れてます
(イスハファンとトゥーリよりも距離がある)
そんなところに流行り病の疫病人がやってきました
詳しくはニョアの手記43で書かれてますが
病人は記憶と理性を失い、人とは思えぬ姿になったとあります
理由は自然のバランス(トゥーリの因果律)が崩れ、
日常的に食べていた鳥類に毒が蓄積されるようになったから
現在では理由がわかってますが
当時のノイグラード王は
「疫病人こそ国を乱す魔を運ぶもの」
「昨今の国の乱れは疫病人が発端にある」
と罪をなすりつけました
で、ロロの町から流されてここに来てるわけ
病人を異様なほど隔離するのはさほど珍しくはなくって
日本ではらい病がこれにあたります
また、罪人を離れ小島へ追い出すのはよくあること
オーストラリアも以前はイギリスの流刑地でした
(イギリスから見るとオーストラリアは地球の裏側だから)
日本では「流罪」「島流し」がこれにあたります
で、この島に湧く偶然ルルドの水がこの病に利くことが分かり
島民全員が治るに至ったわけ
この病の特徴である「記憶と理性を失う」っていうのがポイントで
この病が治ったら後遺症で今までの記憶が無いようなんです
故に「島は太古より病により呪われており
その呪いが今まさに解けたのだ」
と誤解が生まれていったわけ
さて、ルルドの水はこれだけでは終わりません
一口飲めば知恵が授かり
大地にまけば花は咲き、緑が豊かになって、家畜は良く乳を出したと
まさにチートずくしの奇跡のオンパレードwww
これから見えるのは
ファラリエンの人にとって
ルルドの水とは民を救うもの(生かされているもの)という考え
この考えが畏敬→信仰と繋がっていきました
さて、時代は下ってルルド信仰がしっかり根付いた頃
とある女がルルドの水を飲んで妊娠、出産となりました
この子がアンネース
驚くべきことは彼女は誰も男からは交わってはいないのです
これは「処女誕生」と呼ばれる行為で
イエス、キリストを産んだマリアも
この「処女誕生」でキリストを産んだとされてます
世界的に見ても「処女誕生」は汚れのない行為であるとされてますね
こいつと先程のルルド信仰が相俟って
「救世主」と大層な名前が付けられたわけ
そこにはファラリエンを助け、救い続ける
ルルドの畏敬と信仰が土台にあって
その塊である奇跡が起こったからに他なりませんね
こんな深い意味にはアンネースにはあるのだ
ちなみにこちらのちゃんとした由来では
黙示録(Apocalypse)を書いたのが聖ヨハネって人で
これを捩ってアンネースって言うわけ
たまにはZektbach殿書き下ろし話書いてくれないかなぁ・・・