相関図の考察 その1~ウロボロス計画~ | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

先日は思いっきり延ばしてスイマセンでしたm(><;)m

なんとかパソコンの元に行き着いたので
今回は豪華版の相関図の矢印を
一本一本突っ込んでいきたいと思いますw

そして、ここから豪華版の本の内容に入ります
モロネタバレなんで
読みたく無い方はここでお引き取りを!!!


なお、持っていない方の為に極力説明はしていますが
「相関図」という図の特性上、言葉で表すのが難しいので
豪華版を持っている方は相関図を見ながら読んで下さい

ではいきますね


まずはこの相関図の基本から

この相関図はテトロア海戦頃(メリウス暦739年)が基準
その頃まで起こったことの関係を濃縮されたものであります


また、矢印に書かれている文字はラテン語で
以下の通りの意味を持ちます
Creatio 創造 創作
Occido 落とす 沈める 滅びる

Pietas 慈悲 敬虔 家族愛
Odium 憎しみ 憎悪 いやなもの
Moveo 動かす
Usurpo 利用する ~を奪う
Corrumpo 破壊し尽くす 台無しにする

なおここから先、単語が出てきた場合、()内に意訳をだします

今回はこの相関図を

・ルエシリアが居る大円

・二重螺旋(超越者の系譜)の流れ

・新キャラ「ギジリ」の周り

という3つに分けてみてゆく事にします


今回はルエリシアとヨアの関係についてがっつり見ていくことにしますw



まずは中央にドーンといるルエリシアがどんな状況かといいますと


Ristacciaの考察で「鏡」と例えたものの中心に

その時の考察はこちら )ルエリシア(L'erisia)がいて、

そこから8つの赤い光が周りに飛び散り

その一部がノクス、マタン、シャムシール、アンネースへといってます

また、この鏡全体ににヨア(Joha)から矢印が引かれ、
Creatio(創造する)と書かれてます


ここで大きなものとなる「鏡」

ヨアはルエリシアを含む「鏡」を創造したことになってます
ではこの「鏡」とは何ぞやという事ですね



Ristacciaのムービーの中でこの鏡は

リスタチアを持った人のビフォーアフター的な感じのものを映していました

(ムービーの1:05付近辺りから)

また、このシーンではヨアとルエリシアがグルグル周りを回っています


その時の考察で、これは「異界と現実を繋ぐ物」としてみました

http://ameblo.jp/na2sif6/entry-10221579962.html


相関図の方へ目を移しますと、赤い8つの光はおそらくリスタチア

リスタチアの石の数やその独特の赤い色

飛んでいった先がノクス、マタン、シャムシール、アンネースと

リスタチアの保持者にいっているので間違いは無いと思います


そう見ると、ルエリシアがリスタチアを発している事となる
Ristacciaのムービーの中でも、

リスタチアが収められた剣の真後ろにルエリシアが佇んでましたからね
ルエリシアがリスタチアの源なのかもしれません


また、「鏡」の中には数列やら記号やらが羅列してありますね


私がわかる範囲内では

・リーマンゼータの一般項とそれを収束させる漸化式

(1/1^n+1/2^n+1/3^n+1/4^n+1/5^n+1/6^n+・・・ってあるやつ)

・積分の「∫」

・メネラウス・チェバの定理(三角形の図形の比に関する定理)っぽいの

・割った数のあまりを表す記号「mob.」


全体的に見て数自身を扱うものが8割

その中で素数関連が半分、っていう感じです



今度は豪華版の絵本の中からのほうから

一番手記連ねてあるところの右ページ、一番下にある言葉に
我々を導く天使を「ルエリシア」と名付けるとあります

これはRistacciaの曲紹介にでてきたヨアの手記13酷似してますね

http://www.konami.jp/bemani/bm2dx/bm2dx15/song/ristaccia.html


ここからヨアはルエリシアを作った人ということになりますな

でもって名付け親もヨアということですね



更にアルバムの新曲である

Ark Ouroboros 永遠の方舟とL'erisia(Primary Logic)赤き天使
元々は一曲であるが如く綺麗に繋げることができます

これはニコニコ動画で繋げて上げている人が居るのでそちらを参考に

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6647174

(ちなみにつなぎ目は1:22付近)



以上のコトを踏まえてここまでをまとめますと

ヨアは「鏡」を生み出して、

その中心となるシステムに「ルエリシア」と名付けた

このルエシリアから生み出された石がリスタチアという感じかな?



そしてこの鏡の部分は「ウロボロス計画」とよばれるもののようです

豪華版叙事詩の方から引っ張り出していきますと

現実世界の暦が出てくる場面で

ウロボロス計画について所々かかれていますね


という事でその暦を並べ替えますと・・・


A.D.2355年 英雄と悪魔について
        進化論理学者オーガスティン・パイゴット
        (豪華版叙事詩 シャムシール)


A.D.2374年 希望と絶望についての同一性について
        進化論理学者オーガスティン・パイゴット
        (豪華版叙事詩 ノクスとマタン)


A.D.2424年 罪とミームについて
        進化論理学者ティモシー・パイゴット
        (豪華版叙事詩 アンネース)


A.D.2572年 この世界の意味について
        ウロボロス計画発案者ローレンツ=アウエンミュラー
        (豪華版叙事詩 リアンと∑様)


・・・とこのようになります


また、現実世界の暦が出てくる場面は他にありまして

リアンがシャムシールに倒される前に読み取ったもの中にも出てきます


A.D.1906年 ルートヴィッヒ・ボルツマン ドゥイノにて自殺
        (これは実際に起こった事)

        ウィキペディア ルートヴィッヒ・ボルツマン

 
A.D.2042年 D.A.L.によるボルツマンの記憶遺伝子解析結果


これらを記述を総合いたしますと、

遺伝子から記憶を読む技術から、
感情を数値化することが出来るようになる


「オーガスティン・パイゴット」という人が

人の感情(感覚)を数値化して永久に残すことを思いつく

それに賛同して息子の「ティモシー・パイゴット」が研究を引き継ぐ


この研究をウロボロス計画として

「ローレンツ=アウエンミュラー」が具体的に行動に移した

・・・という感じですね



ウロボロス計画は

感情を数値化して人類の統制し、永久に生きるようにする計画

といったところでしょうか

何処と無くエヴァンゲリオンの人類捕完計画に似ているような気も・・・


それを完全に創り上げた人がヨアとなるわけですね

そして管理するものがルエリシア

これにより人はデータ化されたという事ですな

おそらくはヨアはこのデータの中に息衝いているのではないでしょうか?



Ristacciaのムービーの中でヨアがリスタチアの光の中に居たり

ヨアがルエリシアの手をとって堕ちていったシーン

また、何千年経っていたのにヨアの意識をリアンが感じた事や

リスタチアが感情に反応して与える所以とか

鏡の中が数式で埋め尽くされていた事とか

なんだか一気に解消した気がしますねw



・・・とりあえず本日は此処まで!


やっぱり奥が深いわ・・・ゼクトバッハ叙事詩www


昔、ともろぐのなかでZektbach殿が

叙事詩のコンセプトが「この世界と並行する世界の出来事」って

そういえば言っていたような気がするw


この私達が住んでいる世界のほんのうん百年経った事をオノレコスモして

この世界が生まれたんだとふと思いましたw