さて手記の16に書かれた「バタフライエフェクト」についての解説
何か重要そうな事なので一応説明しておきます。
バタフライエフェクト(バタフライ効果)とはカオス理論内で
ほんの僅かな差が将来に多大な影響が及ぶ事・・・だそうです。
これはローレンツという気象学のおっちゃんが、気象計算をしているときに、
使った値の桁が二桁と三桁では計算結果が大きく違う事を発見しました。
そのときの事を発表した論文の題名が
「ブラジルのチョウの羽ばたきがテキサスにトルネードを起こすだろうか?」
という事が書かれたことが始まり。
つまり、遠いブラジルの蝶がほんの少しの風を起こしただけでも
テキサスに嵐が起こる事だってある!というたとえ話ですね。
現実的にいうとエルニーニョ現象とか車の自然渋滞とかがいい例
海がほんの少し暖かいだけで雨が降らなくなってしまう
坂が上りになっているだけで何キロの渋滞にも発展していく
こんな感じに少しの温度差や道の傾斜で大きなことに発展してしまうようです
今回の場合、
トゥーリでほんの少し摂理が壊れるだけで
世界全体に異常気象などがいきわたってしまったという事ですね
その辺りにも過去にマシノワの謎の集団が絡んできそうですw