【前回の「似た者同士」のつづきです】
紫狼「お♪やっと着いたぜ。…あそこだ」
店「いらっしゃいませ…あ！これはこれは、〝スマイル様〝先日は大変お世話になりました」
スカル「！？」
店「お陰様で、問題は何もかも無事に解決致しました。本当にありがとうございます」
紫狼「はっはっは♪そりゃーこっちでみっちりしぼったからな♪」
店「ささ、こちらへどうぞ♪」
スカル「…なあ？」
スカル「ここ…お前の会社(スマイル)と繋がってんの？え、何？やばいとこなの？」
紫狼「ちげえよ。最近付けで飯を食う客がいたらしくて、どっかのお偉いさんだか何だか言ってて、
初めは信用してたらしいんだが、案の定ソイツばっくれしてよ…
かなりの額だったもんだから、返済させるために俺の会社が一役買っただけ♪」
【席に移動♪】
スカル「そういうの普通ぽりすに相談しね？」
紫狼「どこに相談するかは、お客さまの自由だろ？…つか俺の会社そんなやばくないぜ？(笑) 」
スカル「良く言うぜ、お前んとこのペンギンオヤジ(社長)含め、普通の取り立て屋じゃないくせに…。
あら、夜景がきれいだこと…♪」
紫狼「取立屋じゃねえし、回収屋だし。特殊回収組織〝スマイル〝」
スカル「つか念のため聞いとくけど…マジで此処タダなん？」
紫狼「おう！さっきも言っただろ？俺んとこの社長が此処のタダ券くれたんだよ。
だから今日は俺のおごりだ♪感謝しろよ？」
スカル「あらやだ、奢る代わりに何を要求されるのやら…(笑)」
紫狼「何だよ、見返り要求して良いのかよ？
そういや今日妙にスケスケの服着てんな…誘ってんのか？なアア？」
スカル「アホか、そんなんじゃねーよ」
紫狼「何だよ、つまんねえなｗ」
スカル「そんなに見返りが欲しいのかよ…？」
紫狼「ああ…欲しいね」
スカル「あげても…いいけど？」
スカル&紫狼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・？」
スカル「ブっ…あばばっ！！！！？(オヤジいいいいいいいい！！？)」
レイ「スう～～～カあ～～～ルう～～～！！そいつ誰だアア～～～～～～！！？」
紫狼「なあ？なんかさっきからコイツ俺の事すっげえ見つめてくるんだけど…？
もしかして俺惚れられてる？(笑)」
スカル「んな訳ねえだろ！！どう見ても睨んでるだろが、鬼の形相だろが！！」
紫狼「おい、スカル？何だよ一体…！？」
スカル「良いから逃げんだよ、理由は聞くな！」
紫狼「ああ！？」
レイ「どこに逃げるって？スカルちゃん(笑)」
スカル「…ハッ！！！Σ(ﾟДﾟ)」
※一瞬で建物回ってきたレイさんｗ
レイ「…全く、俺から逃げようなんて100年早いぞ？」
スカル「お、オヤジ…相変わらず足だけは早い…んだな…」
レイ「当たり前だ、それが自慢なんだからな！」
紫狼「なア～？この人誰？」
レイ「！」
レイ「オイ、お前…今すぐスカルから離れろ。でないと…痛い目見るぞ？」
スカル「ちょ、ちょっと待てよ、オヤジ…！？」
紫狼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・？」
スカル「し、紫狼ッ…あぶね…ッ！！」
紫狼「がッ、は…ぁ！！」
レイ「…」
ガタン！！！
スカル「紫狼！！…オイ、大丈夫か？しっかりしろ…！！」
レイ「まあこれで、当分は普通に歩く事できないだろうな…」
スカル「オヤジ！何もここまでする必要ねえだろ？」
レイ「何を言ってる？大事な娘に手を出す不穏な輩には、これくらいが丁度良いのさ」
スカル「紫狼が人間だったらどうすんだよ！？今の一撃で死んでたかもしれないんだぜ！？」
レイ「俺が人間と人外の区別がつかない訳ないだろ？
何年この仕事(人外専門の殺し屋)してると思ってるんだ？」
スカル「オヤジ、俺前に言ったよな？親バカもいい加減にしないと…」
紫狼「…じ、めてだ…」
レイ「…何？」
紫狼「…初対面で、こんなに激しく来られたのは…初めて、だ…すげえ痛いッ」
レイ「…だろうな…ま、当然の報いだ」
紫狼「おかげで…すげえ…ゾクゾクする…(ニヤリ)」
レイ「！？…何を言っている？」
紫狼「気持ちい…最高に気持ち良いぜ…もっと、もっと激しく強く痛めつけてくれよ…
おにいさ～～～んゲヘへ(すりすり)」
レイ「ファアアア！！？Σ(ﾟДﾟ)」
※思わず変な声が出たレイさんｗ
レイ「な、ななな、何だ！？何だアイツ！？怖！！ちょ、スカル、お前の彼氏どうなってんの！！？」
スカル「いや、彼氏じゃねえし。ただのドMだけど？とりあえず、好かれたなオヤジ」
紫狼「おにいさ～～～ん♪まともに動けねんだよ～俺、待ってくれよ～♪(忍び寄る)」
レイ「動かなくていい!!こっち来るな!!」
スカル「紫狼とは別に変な関係じゃなくてただの友達なんだよ」
紫狼「そうそう、ただのセフレだよな(笑)」 スカル「誰がセフレじゃボケ！！しばくぞクソガキ！！」
レイ「何だと貴様アアッ、人の娘を愛玩具のように弄んでるというのかアアア!!?」
スカル「ああもう、オヤジうるせー！大声出すなよ、恥ずかしい！」
レイ「友人をセフレなんて呼ぶ奴、やっぱり信用できるか！！」
スカル「だから本当に変な事しにきたんじゃなくてー…
こいつが此処のタダ券持ってるっつーから、タダ飯たかりに来たっていうか…」
紫狼「そーそー、どうせ食うなら、みんなと一緒に食った方が楽しいと思ったからよ♪」
スカル「…みんな？」
レイン「心配ないよ、父さん。にーに、に近づく奴は…そこの色黒含め、俺が見張ってるから」
スカル「レイン！！？…お前、いつからいたの…？」
レイン「…そんなに見返りが欲しいのか…とか言ってる辺りから」
スカル「そんな前から！！？」
ルヴァル「スカル、此処はパスタが美味しいんだぜ？後は野菜を使った料理も絶品だ♪」
スカル「おい、何最初からいたみたいな感じで平然と入って来てんだ、このストーカー」
イヴル「師匠～すみません～、あまりにも紫狼さんと良い雰囲気だったんで出ようか迷って、
やっぱり出ようと思ったけど出れなくて～(笑)」
チェル「おじさまー、チェル見てたんだからー。イケメンと密会なんて許さないからねー！(｀×´)」
スカル「・・・・・・・・・(＝＝)」
ルヴァル「全くだぜ、恋人の俺を差し置いて他の男と二人っきりなんて許さないぜ、スカル？」
レイン「妄想とはいえ、流石にここまでくると痛いな」
ルヴァル「何だとテメー」
紫狼「カルマちゃんや凜也も来れば良かったんだがな～」
チェル「おじさまーここってデザートあるの？チェル、デザート食べたい」
イヴル「イヴルもデザートたべゆ～」
スカル「いやお前はやめとけ」
レイ「…スカル、父さんは帰る」
スカル「え？何で？」
レイ「別に俺は、友達同士の飲み会にまであれやこれや口出しするつもりはない」
スカル「じゃあ…！」
レイ「ただし」
スカル「…？」
レイ「オールは駄目だからね？後、レインと一緒に帰ってきなさい。
…分かったかな？約束やぶったら～、許さないぞ☆(ウィンク)」
スカル「あ…うん…(＝＝)(あれ、やっぱオヤジだったんだ…)」
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セフレどうこうの辺り本当はもっとレイさん大暴れさせたかったけど、
めんどくなったのでカットｗｗｗ
ではでは本日はここまでｗ