こんにちは！美容大国韓国からお届けいたします。
では、今回のテーマは
ニキビを手で潰してはいけません！
になります！
１．思春期ニキビとは？
10代になると性ホルモンが非常に活発に分泌され、それに伴い性に応じた身体の変化が現れます。男の子は顎に髭が生えたり、声変わりが生じたりします。
女の子も胸が大きくなったり、体のラインに曲線が現れたりといった身体的変化が起きます。性別に関係なく共通して見られる変化の一つが、きれいで滑らかな肌に次々とニキビができることです。性ホルモンの急激な分泌により皮脂腺が刺激され、皮脂が過剰に分泌されるためです。
このため、皮脂が毛穴を塞ぎ、未排出の皮脂が塊となって皮膚表面に隆起します。さらに炎症が生じると、これらが赤く目立つようになります。
２．ニキビの多様性
ニキビはその形態も原因も多岐にわたる皮膚疾患です。特に問題なのは、顔に現れるデコボコとしたニキビや黄色い膿を伴うニキビで、ほとんどの人がこれを我慢できずに潰してしまうことです。
思春期は、肌の老化が始まっていないため、肌の回復が非常に早いです。そのため、ニキビを潰しても数日で傷が治り、きれいになることもあります。しかし、これは非常に間違った方法です。特に手で潰す行為は絶対に避けるべきです。なぜ、手でニキビを潰してはいけないのでしょうか？その理由は、色素沈着や感染のリスクがあるからです。
３．手の雑菌と感染リスク
どれだけ手をきれいに洗っても、一定量の細菌は常に残っています。
特に、ニキビを潰す際にはほとんどの場合、爪で潰したり引っ掻いたりしますが、爪の下は細菌が繁殖しやすい場所です。手には片手だけで約6万もの細菌があると言われています。そのため、手でニキビを潰すと、多くの細菌が瞬時に傷口に感染を引き起こす可能性があります。ニキビを潰した後、完全に治らずに赤く炎症が生じたり、新たな膿が生じることがあります。これが見苦しいために繰り返しニキビを潰すと、深い傷跡が残ることもあります。
4. 大人のニキビも注意
これは思春期の子供だけでなく、大人のニキビにも同様に適用されます。もし炎症がなく、皮脂だけが溜まっている開放性ニキビなら、清潔な綿棒で軽く押し出すことは問題ありません。しかし、硬くて赤黒い結節性ニキビの場合は、決して潰さないようにしましょう。結節性ニキビは、皮膚の深い部分から炎症が生じるため、触れると熱感や痛みを感じることが多いです。
5. 紫ニキビの注意点
結節性ニキビ(紫ニキビ)を潰してはいけない理由は、ニキビの位置が深いことが多いからです。また、同じ場所に繰り返し生じることがあり、症状が悪化することがあります。手や不衛生な道具でニキビを潰すと、最悪の場合、色素沈着や深い傷跡が残る可能性があります。
そのため、自己処理よりも皮膚科で専門的な治療を受けることをお勧めします。
6. 日常のケア
ニキビを潰さずに、結節性ニキビ(紫ニキビ)ができないように日頃からケアすることが大切です。過剰な皮脂分泌を防ぐために、脂っこい食べ物、特に揚げ物やファーストフードを避けることをお勧めします。
また、水分を頻繁に摂り、食物繊維が豊富な野菜や果物を摂取することで、便秘を予防し、肌の油水分バランスを整えるのに役立ちます。丁寧な洗顔と肌の鎮静に努めることが重要です。
過剰な皮脂が毛穴を塞ぎ、トラブルを引き起こすため、皮脂をしっかりと取り除くことができる洗顔料を使用し、ニキビを鎮静させる製品でケアをしましょう。
爪や不潔な道具でニキビを潰して傷を悪化させないように注意し、圧出が必要な場合は皮膚科専門医のケアを受けることをお勧めします。
