以前訪れたミュージアムショップで見つけた

『既にそこにあるもの』

大竹伸朗

ちくま文庫




そのときは大竹伸朗さんがどんな人なのか

全く知りませんでしたが

これは読んでみたいと思わせる文章。

その割にはまだ積まれたままなのですがニコニコ

一足先に作品を観ることに。




もうワクワクしかない。

色、素材

自由自在に組み合わされた作品たちは

観ていて飽きることがない。





わかりにくいけど小屋も建ってましたびっくり









細部に目を凝らせば

次々と新しい発見がある。

紙切れ一枚一枚が写真だったり

切り抜きだったりする。





大竹伸朗さんといえばスクラップブック

(らしい…)


大竹伸朗さんを堪能した後は

こちら



いい意味でごちゃごちゃした世界から

一気に「静」の世界。


まるでシロクマが祈っているかのよう。


一枚一枚の写真から伝わる

大自然の中の生命の存在感とはかなさ。


心が打ち震える。


写真に添えられた星野道夫さんの言葉たち


その中に自然には二つあって

身近なものと遠く離れたもの。

そして遠くの自然のことを想像することが

大切だという文章があり、

これは今の世界に向けられた

メッセージだと思う。


最後に星野道夫さんの愛読書(洋書)が

置かれていて、そのうちの一冊が

『エンデュランス号』

アルフレッド・ランシング


星野道夫さんの希望で邦訳されたとのこと。

こちらも読みたいと思いつつ

まだ手にしていません。






充実した一日ではありましたが

私には少しハードネガティブ

計画性のなさからご飯も食べ損ねて。

やっぱり美術館もゆっくり味わいたい。

もちろんご飯もニコニコ