今月、3回目にして最後の文学ゼミに

参加しました。なんとか書き終えた批評文。

締め切り当日の朝に送って(なんとも

迷惑な話なのですが…)

終わった〜と思いましたニコニコ

しかしゼミ終了後「今回のゼミをふまえて

書き直した文章を今月末までに再提出」

という店主のお言葉がありましたので

また頑張ります昇天


3回目のゼミに向けて読んだ本が

店主おすすめのこちら。



ヘミングウェイ、ディケンズ、

トニ・モリスン、マンスフィールドなど

数えきれないほどの作品を例に小説を

読み解くポイントが書かれた本です。


ギリシア・ローマ神話、聖書、

シェイクスピアはもちろんのこと

小説の中に登場する物やイメージ、

行為や事件が何を意味するのか。

パターン化されているものも

ありますが、まず読者が想像力を

働かせて取り組むことを著者は

すすめています。


「なぜだろう?」

「どうして?」

問いかけられながら、読む時間は

まるで授業を受けているかのよう。


著者であるトーマス・C・

フォスター教授は長い間大学で文学を

教えてきました。この本を執筆する際には

こんな読者イメージしていたのだとか。


必要に迫られて大学に戻った37歳の女性

職業は看護師で離婚歴あり

本を好きで読んでいるが、自分の文学

経験には何かが欠けていると感じている


でも実際には大人だけでなく上級クラスの

多くの高校生が使っているそうです。

教科書的な要素がないにもかかわらず。

ジョークも書かれていて楽しい本だから?ニコニコ


『私が言いたいのは、読書体験を自分の

ものにしなさいということだ。それは

あなただけの特別なものだから。

世界中探しても他には見つからない、

唯一無二のものだ』


『テクストを信じ、自分の直感を

信じなさい』


『読書は愉しみであるべきだ。名前こそ

文学だが、文学は学問でなく遊びなのだ』


この先生の授業はユーモアたっぷりで

さぞかし楽しいだろうと想像します。

手元に置き、折に触れて読み返したい

一冊でした。


また巻末には著者のおすすめ本リストも

載っていましたので少しずつ

読んでいきたいと思います。


読んでいる時間が楽しくない本は、

何かが間違っているから、さっさと

やめてしまうことが大事なんですってニコニコ

そう考えると古典や名著と

言われている小説にも挑戦しやすく

なるような気がします。