月に1回、英文学専攻で大学院を卒業された

本屋店主による文学ゼミに参加しています。


大学の文学部では、どのようなことを

学んでいるのか知って、もっと本を楽しんで

ほしいという店主の思いから始まりました。


これは面白そうだと早速反応した私では

ありますが、どうやら本を読んで

批評文というのを書くらしい。

批評文って感想文とは違うんですよね、

多分…

ということで、まず店主オススメの

こちらの本を読んでみることにしました爆笑




批評の教室  

チョウのように読み、ハチのように書く

北村紗衣

筑摩書房

2021年12月5日第5刷発行


新しいことを知るって、いくつになっても

面白いですね。

さらっと読んで批評文なるものに

取り組むつもりでしたが、思わず

がっつりと読んでしまいました笑い泣き


『批評はなによりも作品を楽しむために

あります』

『作品に触れて何か思考が動き、漠然とした

感想以上のものが欲しい、もう少し深く

作品を理解したいと思った時に、思考を

まとめてくれるのが批評です』


精読することから始まって、分析をして

書く。それぞれのやり方が詳しく

説明されているのですが、中には

人物相関図やタイムラインに起こすなど

やったことがあることも書かれていました。


読了後、なるほどと思って書き始めた

批評文。そんな簡単に書けるわけもなく

ブログの延長のような文章になって

しまいました。

先日はお互いの批評文を読み合い、

良いところや改善点なども教わったので

来月にはもう少しまともな形になる予定照れ


ちなみに課題は、こちら。

『星のせいにして』

エマ・ドナヒュー

過去に書いた『ルーム』は映画化され

主演のブリー・ラーソンはアカデミー

主演女優賞を取っています。


1回目のゼミでは、この本の訳をされた

吉田育未さんがいらっしゃって

著者のこと、翻訳や出版の裏話などの

貴重なお話を聞かせていただきました。


佐賀弁と英語とのバイリンガルで

翻訳のときも、佐賀弁になってしまうという

気さくでお茶目な方でした爆笑


先日のゼミでも、リモートで参加

された吉田さん。私の書いた感想文もどきの

文章が訳者のもとにあるなんて、

今考えれば恐れ多い気がしますね。


それにしても、こんなに楽しい経験の場を

作ってくださった店主に感謝です。


次回のゼミまでに仕上げることになっている

批評文。もし気が向いたら、ブログに

もなんてことも考えています。

もしよろしければご一読くださいおねがい