ブロ友さんに教えていただいた本です。




  読めなくなったとは思いませんが、

  スマホにより読む時間が減っています😅


  この本は「読めなくなった」人に向けて

  再び読めるようになるためには、どうし

  たらいいのか書かれています。


  しかし「読んでいる」私にとっても

  響く言葉が多くありました。

 

  意外だったのは、何でもいいので

 「書く」ことを勧めていること。


  両者は呼吸のような関係なので、自然と

  読めるようになるのだとか。

  そして更に、書くことによって新しい

  意味を感じたり、自分という存在を感じ

  直すことができるのだそうです。


 「ほかの人の目には何でもないものの

  ように映った言葉でも、自分にとって

  かけがえのないものに感じたなら、

  私たちは、それをどこまでも愛しんで

  良いのです」


  怖いもの知らずで始めたブログでの

  読書感想文ですが、他の方のブログを

  読ませていただくことが増えて、

  正直気後れしてしまうこともあります。


  そんな今の私にぴったりな一言でした


  本は読みたいときに読みたいものを

  読めばいい。


  著者は無理に読まなくていい、たくさん

  速く読む必要もないし、正しい読書も

  存在しないと言っています。

  

  多すぎる情報から少し距離を置いて

  ゆっくりと好きな本を楽しみたいと

  思います。

 

  「『読む』とは、今日まで生きてきた

  すべての経験を通じて、その日、その

  ときの自分を照らす一つの言葉に

  出会うことにほかなりません」


  

  そしてこの本の中で紹介されていた本

  「若き詩人への手紙」 

          リルケ  新潮文庫

             

  



  実は私の本棚にあります。

  若い頃に読んで、又読み直したいと思い

  買ったまま…

 

  そろそろ読み始めてみないかと、

  肩を叩かれた気分です😅