最近はパンを焼くことも少なく
 なりましたが、友達のリクエストと
 あらば😄

 久しぶりにシナモンレーズンパンを
 焼きました。


 いつも素敵な絵本を紹介してくださる
 ルピナスさんに教えて頂いた本。

 

 「おばあちゃんのはこぶね」
 M.B.ゴフスタイン 作・絵
 
 ゴフスタインはアメリカの作家です。
 そして訳は谷川俊太郎さん。

 線だけで描かれたシンプルな絵と
 谷川俊太郎さんのやさしい言葉が
 心に沁みます。

 主人公の「わたし」は90歳。
 子どもだったとき、ちちがノアの
 はこぶねを作ってくれました。
 ノアとおくさん、動物たちも一緒に。

 結婚したときも、子育てのときも
 はこぶねはいつも近くにありました。

 そして今、みんなはいなくなって
 しまったけれど、はこぶねには
 おもいでがいっぱい。

  「よろこびとかなしみは
   にじのよう、
   それがわたしをあたためてくれる
   おひさまのように。」

 絵本というより、一編の詩。
 それも、大人向けの…

 今、人生の折り返し地点ですが、
 それでも日々想うことはあり
 少しずつ私のはこぶねにもおもいでが
 詰まっています😊
 まだ私をあたためてくれることは
 ないけれど、「わたし」の気持ちは
 想像できる

 読み終えたとき、胸は静かな想いで
 いっぱいになる、そんな素敵な
 絵本でした。
 是非、他の本も読んでみたいと思います😄