以前、あかり文庫さんのブログで知り、
 図書館で予約した本です。

 

 芸術新潮は、美術展の特集で手に取る
 ぐらいでしたが、今回は本の特集なので
 読んでみました。

 特に惹かれたのが、ヤマザキマリさんの
 本棚です。

 本棚って、その方の興味や考えている
 ことが、如実に表れますよね。

 本棚を見られるのが恥ずかしいという
 方の気持ちもわかりますが、
 私としては、興味津々です爆笑

 雑誌や本で本棚が出てくると、虫眼鏡を
 使ってしまう程。
 好きな本がそこにあると、少し
 嬉しくなります。

 ヤマザキマリさんの本棚。
 仕事柄、歴史関係の本が多いことは
 予想していましたが、片隅にちょこんと
 昆虫図鑑や虫の標本。
 そういえば、虫がお好きなんですよね。
 それにしても、壁一面の整理された
 本棚。見応えがありました。

 この本では、美術に関係した仕事を
 していらっしゃる方の読書や本への
 想いが、愛読書と共に紹介されています。

 写真家の米田知子さんは
 「本には様々な時代に生きていた人々の
 魂、姿や声、情景、匂い、いくつもの
 生命のエネルギーが詰まっている。
 時空を超えて蘇らせるタイムマシーンの
 ように感じます」

 ギャラリーオーナーの山内彩子さんは
 「本には“読むべき時期”と“出会うべき場所”
 があると思っています」

 建築家の青木淳さんは
 「なるべくなら、本を買いたくないん 
 です。最低2週間は「寝かせて」から
 買うことしているんですが、それでも
 ついつい衝動買いをしてしまう」

 どの方も静かに熱い想いを語ってらして
 改めて、本っていいなと感じました。

 それにしても、先程の青木さん、
 2週間も寝かせたら、衝動買いでは
 ないと思うのですが、どうでしょう爆笑